2024年11月18日月曜日

化石燃料ゼロの温室システムとB型事業所

  11月11日(月):温室壁面の断熱材作成・施工に向け、NKデザインNさん来社、温室改良工事打ち合わせ。来年4月には、弊社2階の空き空間の有効利用や、地域の福祉関係団体との連携も目指しD型事業所を弊社で動かすプログラムが動いている。パパイヤやアイスクリームバナナなどは、その仕事の一環にしたい。何としてもパパイヤの通年栽培と、化石燃料ゼロの温室システムの組み立て、エコを目指す弊社としては必須の条件。

 11月12日(火):中小企業振興公社、モノづくり生産性革新スクール担当の島田先生来社。今回の工場スタッフのものづくりに向けた講習会の内容説明を受ける。温室東面最上段部の断熱材貼り付け継続。

脚立とはしごで何とか最上段完了
いきなり寒くなった。3度目の正直、今年は持ちこたえたい。








  11月13日(水):工場のメカ担当希望者のHさんと2回目の面接。派遣社員として、半年間働いもらい、その後、社員さんになっていただく予定。午後、多摩信来社。夕方、やまぼうしの臨時総会。

  11月14日(木):HP委員会。マンダラートの再検討。だいぶ見やすい形に、変更できそう。終了後、元K建設所長のGさん来社。一級建築士事務所について討議。夕方、新規事業部会議。売れるものから、ショールームにて特別価格にて販売に入ることに。夜、Mタワーの防錆工事い向けた現調。営業担当のK君も同行。

鉄部のさびは5年保証しか出ない
ウレアによる固化する防錆処理検証中







  11月15日(金):HPを担当するR社さんと、WEB会議。真剣に当社の内容を検討しながら進めていただき感謝。今後の、標準化支援をベースに、うまくHPを整理したい。今後支援が動き出せば、人の募集が動き出す。そこまでに完成したい。午後、営業担当や、パートナー社のスタッフも同行し、千葉の工場の床面ウレア塗装の打ち合わせ。課題を整理。できるだけ短時間施工を依頼される。

  11月16日(土):温室西面の壁面作成と補強に入る。途中で、スターキーへ。長女と補聴器の調整へ。終了後、次女家族も入れ昼食。会社に戻り温室西面の整地他。

HP:宣伝のフレーズもよく検討されている
床の既存塗料の接着確認他










 さらに加速しながら、時間が過ぎる。B型事業所など、福祉関係の団体が相次いで廃業に追い込まれていく。このまま1社・1団体での課題解決は限界にきている。連携しての課題解決を探る。弊社周辺の団体との会合を、年内に持ちたい。未来の一部を暗示できる温室や仕事を見える化できればいいのだが。

 弊社支援の話具体的になりそう。これからの日本に必要な技術と、標準化支援を通じ、感じ始めた人の輪が、早く形になればと思う。TAMABOUが脱炭素とSDGsの解決策の一つに評価される努力を加速する。





2024年11月11日月曜日

会社の未来を共有し、ワンチームになるために

   11月4日(月):文化の日振替休日。朝から変性シリコンパテやウレアパテのテスト。南面のALC用ネオマパネル検証部の塗装仕上げ。サーモブロックの2度塗り。午後、協力業者さんと、温室の外壁工事の打ち合わせ。多忙なようで、本格的な仕様だと間に合いそうにないので、簡易な施工方法を提案する。

  11月5日(月):朝6時に会社をスタート。茨木のアイカテックの工場で、アスロック補強のテスト施工。ADHA2名を含め、こちらから4名参加。弊社課長のO君が中心で施工。客先の求める満足いく性能値が出るのは、あと2回くらい検証が必要かも。

製品になるところまでほぼ完成
片道2時間半。やはり遠い。












  11月6日(水):社労士のYさんと会社の登記上の課題の打ち合わせ。新社長、一級建築士事務所にもどす手続きついて。午後、株式会社I組から、養殖に関する設備にウレア樹脂を使う案件の相談。夕方、災害防止協議会。途中で抜けて認定NPOやまぼうしの理事会へ。多くの福祉関連事業、特に障害者関連の試みは、廃業がうなぎのぼりの悲惨な環境にある。思い切った変革が必要。

  11月7日(木):午前、DX化に向けたアンドパットの検討会。午後、政策金融公庫からお世話になっている弊社担当のYさん来社。今後の工場の設備投資に向けた資金繰りなどについて、2時間ほど打ち合わせ。終了後、木の良さを活かした製品を作るK社さん来社。弊社のウレアをウッドデッキ他も利用をしたいのこと。今後連携することになる。

夜が明けるのが遅くなった
ジョギングが終わるころも日が昇らない












  11月8日(金):朝の気温が6度。冬に向けての温室の対策が遅れている。業者さんを全面的には当てにせず、最低限の対策は進める準備に入る。午前、特許会議。4名で。何とか資金繰りのめどがつきそうなので、会社情報はメインの社員さんには公開しながら、ワンチームで会社目標の共有と、課題解決に立ち向かう環境づくりに入りたいことを説明。午後、使い古しや破棄予定の断熱材をチェックし、使えるように手を加える。夕方、新規事業部会議。

  11月9日(土):余っている断熱パネルを変性シリコンと不織布にて補強。硬化したところから塗装。温室はやれる範囲で、余っていた断熱パネルをつぎはぎしながら外壁をふさぐ。ベンリーゼの使用がっても検証できそう。

断熱材を固定するため不識布と変性シリコンで
使わないパレットなど分解して使用











 トランプ政権が始動に向け準備に入る報道が飛び交う。自分たちさえよければいいのだという基本姿勢があまりにも鮮明。脱炭素に向かうしかない人類の未来や、平等感に基づく世界平和には関心が皆無。良心と思いやりの時代は遠ざかり、エゴの世界へ時代は逆行へ。

 沖縄方面は、11月に大雨警報が飛び交う。台風も複数発生。温暖化の被害はさらに加速していくが、我関せずの風潮はより強くなりそう。

 社員さんに、弊社の近未来像を説明、少しでづつ理解してもらい今まで準備してきた商品と工法の社会普及を通じ、三方良しの会社になる計画を徐々にコツコツと進めたい。

2024年11月3日日曜日

笑顔と活気の源泉はどこに?

   10月28日(月):朝、工場打合せ。帝国データーバンクより、2名来社し調査あり。また、調査依頼が入っている。衆議院選挙結果が判明。自民・公明の敗北。立憲民主党の漁夫の利的な躍進。選挙戦は、根っこから政治をどう変えていくかのプログラム的提案は少なく、金権政治批判に終始した感じだ。

  10月29日(火):翌日の銀行定例に向けた資料の確認。東京都知財総合支援窓口のAさん来社。知財定着伴走支援後の弊社の状況確認と、窓口の利用の勧め。事務棟南面に新たなタイプの断熱パネルの施工テストに向けネオマフォーム断熱材カットと表面処理

表面の研磨と端部カットテスト
事務棟南面にALC用断熱パネルの施工テスト準備











 10月27日(水):銀行定例:工事受注増え、粗利も昔に近い数字になってきたことを報告。組織変更と、システム替えについて説明。DX化他今期の会社体質の切り替えについても説明。銀行の評価は上向きの様子。午後、総務顧問希望の方との面接。

 10月28日(木)断熱パネルの施工実験。まあまあの仕上がり。夕方、新規事業部会議。今までの新規事業部としての、製造課とし縮小、製造と販売に特化し開発は開発課で担当するシステムへ。開発課は対外的な開発依頼を受けることに特化。これからは、工場単体でも、利益の出せる形に、目標を設定する。開発行為は有料にて受けることとし、11月中にはまず一社との取り決め予定。

触りやすい下部は表面をゼットロンで保護
ウレアを表面に塗布








  10月31日(金):貼り付けた断熱パネルの欠損部(外配管部)を変性シリコンパテとウレアパテで処理し、シーリング施工を完了。午後、千代田ビル管財より4名、ADHAより2名、弊社2名の8名にて今後の展開に向け協力関係の具体化について討議。

  11月1日(土):ロボットが故障して2週間以上が経過していた。やっと、プログラムの確認に業者さん来社。プログラムの一部が消滅していた。復旧と、今後同じことが起きた時の対策を教えてもらう。来週からロボットによる生産が再稼働できそう。いずれにせよ、新しいシステムで工場の量産化に向けた計画と予算を作らねば先に進まない。新社長と社内の雰囲気などについて、仕事の合間に雑談的に打ち合わせ。午後から本格的な雨。工場2階の漏水は取り合えず無いことを確認。夕方、やまぼうしの理事長来社。工場2階の一部をB型事業所として展開するための具体化に向けた会議を定例化することに。

シーリンングまで完了。歩掛もそれなりに良好かも。

欠損部の新しいパテ処理方法で施工














  新組織にして1週間経過。それなりの変化を感じる。事務室に花の植木鉢が増えた。総務顧問の面接も行い、総務とは何かの基本的なレクチャー的な話も顧問希望の方から担当者に話してもらう。一級建築士事務所を継続するための元K建設の所長さんと面接予定。

 給与アップ・役職手当などの変更と新しい血を入れながら、今まで足りなかった能力と考え方を身に着ける努力がスタートしていく。新しいスタッフにお願いしていること。脱炭素・SDGsに関心があるスタッフの募集であること。そして、明るい笑顔ある会社に向けてのアイデアと努力を。独りよがりの思考に陥らないための工夫。新しい出会いは、活気と笑顔が伴ってほしい。

2024年10月26日土曜日

社長から会長へ。新組織体制発進

   10月21日(月):積水化学工業の岡山製造所へ招待いただき、工場視察へ。弊社から3人とニコールドのI氏にて。ゼットロン製造工場を見せていただいた後、今後の連携(共同研究開発)について討議。3時半の予定が4時半過ぎまで。弊社のウレアによる製品化の可能性と、今回富山にて授章した『たまぼう』などについてI氏が説明。終了後、一人で新幹線で東京へ戻る。

  10月22日(火):メールと日報他整理。午後、たまたまねっと27の定例会を産技研にて。今回は、聖製作所の新田さん担当。終了後、顧問予定の本橋先生の瑞宝章小授章の祝賀会に参加。ルポール麹町ロイヤルクリスタルで。150名近い参加者。

思ったより大きな工場。ゼットロン他の製品も
工場長他、8名のスタッフで。












  10月23日(水):知見パワーさんのご紹介で、工場の機械関係の管理希望者Hさんと面接。長野の出身で60歳。定年退職後の勤務希望。温厚そうな人柄に見受けられる。午後、6年ぶりの相知中学校同窓会。13名にて銀座ライオン新橋にて14時から。懐かしい面々だが、550名の同窓生がいたこともあり、顔を思い出せない人も。昔の(?)マドンナ5名参加。宴会の後カラオケにて、美声の紹介。

  10月24日(木):新組織図に基づいいての面接が終わり、新組織の発表と通達。新社長の名前で、社員さんに通達・メッセージ送信。ワンチームに向けての組織改革への協力依頼。夕方、新規事業部の定例会。新組織組み換えに伴い、報告。連絡・相談のシステム変更説明。抜本的に、未来に向かい組み換えの時

お礼の言葉として、やれる範囲での社会貢献
美声を聞くのはいいが、補聴器ではつらい









  10月25日(金):京王建設の親善コンペ礎会。桜が丘カントリークラブ。97名の参加にて。曇り空の下、練習不足の身としては、飛距離が出ず辛いが、同伴者との会話トプレーは楽しい一日。終わってみれば、いつもの108煩悩ゴルフ。順位55位で、京王建設賞。終了後、生活寮もぐさのミーティング。

  10月26日(土):多忙さもあり、実験がほとんど開発担当のO君に任せ気味。ウレア樹脂の接着性と強度確認の基礎実験。出社している新社長と現状と今後について打合せ。旭化成との守秘義務契約・ゼットロン工場の件等、話すことは盛たくさん。互いの仕事の合間でもあり、駈足の会話になる。

やりたい実験がてんこ盛り
曇天の下、プレー開始





 



 衆議院選挙は、想定以上の自民党の議員減の形勢が報じられる。開けてみなければわからないが、保身優先の派閥政治に嫌気がさしている現状。派閥力学では、抜本的な日本の未来を考える体制からほど遠い。選挙で変われる世界なら、とっくに変わっている。されど、脱炭素に向けた地球の危機的状況も一方に存在。他人事ではない政治改革だが。

 会社の新組織体制がスタートする。意識変革に向けた切羽詰まった状況を共有できない人もまだ多い。新しい血を入れながら、会社が未来へ向かい動き始める。夢と理想を共有できない人達が集まっても、先に進むことはできない。当たり前のことを、当たり前でやれない組織は、先が無い。後期高齢者になった自分が、どこまで会社の将来に貢献できるか?最後のチャンスに向かうしかない。

 ワンチームの必要性がわかっていて、覚悟を持ってそこに向かう社員さんがいることに感謝。新組織に祝福を。

2024年10月20日日曜日

標準化支援に沿って

   10月14日(月)スポーツの日:断熱材の貼り方をあれこれテスト継続。午後、認定npoやまぼうしの理事長来社。今後の提携の具体化に向けた提案書を持参。工場2階の空きスペースの有効利用も兼ね、具体的にプログラムすることを決める。

  10月15日(火):協力会社のÑさんと温室の見積について打ち合わせ。弊社技術・製をの具現化に向けた試みであることと、B型事業所の準備でもあることを説明、協力を依頼する。

断熱材の加工テストを繰り返す
想定外の発見もある。
):











  10月16日(水):午前、久しぶりに危機管理セミナー。帰社後、安全部会。忘年会を兼ねた12月の安全協議会も。あっという間に年末へ。雨の中ビアンカジャパンの洗剤で不織布のテストに向け、タイル部のクリーニング。

 10月17日(木):金曜日の繊維メーカーとの打ち合わせに備え、不織布を使った厚み管理検証。それなりにうまくいきそう。午後、個別ミーティングを幹部で。これで、役職候補の面談終了。やっと組織図の原型が決まる。

ゼットロン使用の疑似タイル
透明すぎたテカリを抑えることも可能か?











 10月18日(金):A  化成さんより2名打ち合わせに来社。ウレア樹脂の悦明からはいる。理屈はよくご理解いただけたと思う。守秘義務契約も提携する方向で話が進む。夕方、京王建設の安全祈願。大國玉神社にて。終了後なお会。

 10月19日(土):温室の熱源に木のチップなども考えたい。高尾の森林科学博物館へ。木に関する様々な情報がいっぱい。時間が過ぎるのも忘れる。夕方、協力業者のSさんと京王プラザで食事をしながらの面談。これからの弊社の開発プロジェクトを説明。協力を依頼する。

燃費から言えば、今なら石油より安そう。

150人くらい?普段挨拶できない人たちと。






  衆議院の選挙の真っただ中。今一つ街頭は静かな気がする。自民党の公認漏れの候補者の話題が、安全祈願に参加した人たちの話題にもなっている。情勢が読めんないが、野党の統一候補がなく、自民党に有利そう。

  会社は、新しい組織に向けての段取りが終わり、次のステップに向かう。売り上げはそれなりに回復しているが、利益率が元の状態に戻るかは、これからの試練。関東経済産業局の標準化支援の効果は、それなりに見え始めた。止まっていた工場の生産設備のプログラム作成にこれから本腰を入れたい。

  旭化成、積水化学との連携も弊社製品の標準化支援に沿って、一歩一歩先に進む。手抜きをして前へ進めるほど、世間は甘くない。

2024年10月14日月曜日

新組織によるワンチーム化計画へ

   10月7日(月):製造課朝礼。ロボットの故障により、吹付け業務の一部を開発部にて担当することに。新規事業部は迷走状態か?急遽、吹付け手吹きになり、ウレア塗布サンプルの作成に向け、ネオマフォーム植木鉢などの表面処理を進める。

  10月8日(火):朝、HP委員会。今後の会社の進展に向け、整理整頓をしながらHPにて弊社の全体像を見えるようにするにはどうするか、初心に戻り見直すことを話す。午後、個人ミーティング。会社の在り方、報告連絡相談の流の再構築に向け説明。新しい役職の意味の説明。

手吹きならかなりの製品が生まれそう
気になっていた、ネオマの加工技術テスト








  10月9日(水):Tニッケミさん来社予定。ウレア加工の進行状況確認。説明用のサンプル作成。午後、幹部会。新組織に向けどう取り組むかを打合せ。現在の会社のスタッフの育成と今後の展開に向け、顧問を考えることに。前回の失敗を踏まえ、見合い期間の取り方を考える。

  10月10日(木):大阪より、Tニッケミの部長さん来社。弊社の現状説明。夕方、開発部新規事業部合同会議。新組織の組み立てにより、仕事のやり方を根っこから変えていく覚悟がいりそう。どこまで理解してもらえるか?

スレート外壁に新しくカットしたパネルで実験
たまQが衣替え、いいね。











  10月13日(金):スレートに貼り付けた小型パネルによる施工部を見ながら、開発のO君と議論。スレート版に合わせ、現場現場の形状(1枚ごと)に合わせカットする形で行くことに。

  10月14日(土):木山氏。若月氏来社。今後の進展に向けた打ち合わせ。不織布にウレア施工の検証に向けて、花壇のレンガタイルの目地埋め。西面の先日のテストに基づき、スレート版に合わせてカットしたネオマの貼り付けテスト。ゼットロンで作製したタイル欠損部用の仮タイル、評判良し。若月氏より補修を求められている具体的な現場ありとのこと。K建設の開発契約は少し金額アップになりそう。

目地詰めをしたもののふき取るスポンジなし
正確にカットするための道具作成必要








  石破内閣が誕生し、すぐに衆議院の解散。総選挙に向けた動きが進む。今後の日本の政権運営に向けた方針部分の明示と討論は不在。政権維持に向けたテクニック解散の印象を持つのは、僕だけか?旧阿部派からの脱却を、今までの政権を根っこから変えるための基本ラインが浮き彫りになる。イスラエルによる戦域拡大もあり、カザ地区の悲惨さが加速。原油か価格にも影を落としそう。世界中で混戦状態が広がる。…温暖化は待ったなしで進行中。全体最適の発想を持つ人の力は弱い。

 弊社支援の話もかなり進んでいるようだが、具体的な数字の裏付けを持った話にはまだなっていない。会社の受注はそれなりに順調。粗利もそれなりに回復傾向にある。年齢を考えると、支援に一部は頼りながら、工場の整備とスタッフ育成に力を入れることをまずプログラム化し、前に向かいたい。弊社製品の標準化を実現するプロジェクトが、弊社の三方良しの基本戦略であること。それを通じた会社の利益アップ・改善計画であること。まずは社員さんと共有し、新組織でワンチームを目指す。

2024年10月7日月曜日

三方良しを再度確認しながら前へ

  9月30日(月):午前中、個人面談を4人の社員さんと。新しい役職を説明し、本人の希望と会社の希望をすり合わせる。これから、会話する時間を増やすこと、個人日報、DX化の必要性を説明。終了後、説明会&デモ会の準備。

 10月1日(火):10時半より、説明会開始。社員を入れると40名以上の参加者。標準化支援に基づく今後の弊社の流れと、大野先生による、ウレアの現状と可能性の説明。ショールーム。屋外の検証サンプルを見ていただく。第1回目の説明会にしてはそれなり盛り上がりを見せて終了。数人にきいてみる限り、うまくいったようだ。終了後、N電設のK氏と京王プラザで食事をしながら、弊社への申し入れ(検討課題)について、話を聞く。具体的な提携に向けての提案。有難い。

防衛大名誉教授の大野先生の講話
マターポートの実演を含む3Dカメラ説明











  10月2日(水):やまぼうしに誤送された荷物を受け取りに。ついでに不足していた庭石を購入。午後、メール整理と返信、災害防止協議会にWEB参加。

  10月3日(木):全国労働安全大会が、ビッグサイトで。京王建設災害防止協議会の役員として出席。久々の国際展示場。終了後、マイクロバスにて箱根に移動。仙石原プリンスホテルで研修会。

鹿島建設のブースもある
展示場の案内看板











 10月4日(金):朝一でタクシーにて箱根湯本へ。電車にて八王子へ移動。スケッチさんへのプレゼンに何とか間に合う。25名の来社。時間がなく、手短にまとめながら、弊社の現状と製品の可能性の説明。彼らの現在の業務に乗っける形で弊社製品のカスタマイズの提案。皆さん、それなりの手ごたえを感じていただいた模様。雨の中、外回りも見学。弾んだ声での質問がありがたい。

 10月5日(土):立面や天井部分のウレアコーティングの厚みの精度を考える。検証用のモックアップ作成。外断熱のパネルも見直しに。仲間のYさんから連絡が入る。K建設との開発費について。向こうも急いでいるようで、とりあえずでいいので取り決めに進みたいとのこと。ピュアなウレアの吹き付けも依頼が来ている。施工体制、営業体制もこれからの組み立て。課題多し。

塗布しての防水剤の厚み確保はむつかしい
安くて安心できる施工法を考える











  集まってくる人が増えることで、展開に向けた可能性は広がっていく。メーカーとしての販売に向けての仕組みづくりも加速する。HPなどについても注文が付き始めた。真剣に弊社を見ていただく人が増え始めたことでもある。工場の生産設備は、工場のロボットテスト機が10年を超え、トラブルだらけだ。わかっていたことだが、資金と人材不足はいかんともしがたい。会社も新しい組織体制を表に出したことで、少しづつ社員さんが真剣に考え始めた気がする。資金がいる。増資を含め検討する時かもしれない。

  参加していただいた人達にしつこく説明。三方良しの関係の構築を望んでいること。自分たち職人(建築労働者)の環境改善に向けた試みであること。客先も得をするシステム構築であること。日本の老朽化していく建造物を守りながら脱炭素の試みであること。三方良しをどのくらい真剣に考えていただけるか?脱炭素を他人事でなく、自分たちの生業に組み込む必要があること。どのくらい伝わっているのだろう。