2025年12月7日日曜日

束の間の小春日和を楽しんで

  12月1日(月):工場定例。小春日和。3日後から真冬日の予想。温室の屋根のビニールかけを4名にて実行。合間を見てポリウレアの実験。ビニールは6Ⅿ×5Ⅿが4枚。11Ⅿの横幅のため2枚をジョイントさせて北側から南へ引っ張って取り付けることに。地震の被災地の屋根の補修を想定し、ビニールを『多摩QMS-1』でジョイント処理。ある程度硬化を待って午後から取り付け。何とか4時前に終了。シートは2枚重ねて貼ったので、少しの雪なら大丈夫のはず。ビニロック・たまQ防水セット・断熱材を組み合わせれば、かなり強固な被災地屋根の応急処置が可能になる。

 12月2日(火):工場東面の側溝が40年近い歳月で、老朽化がひどい。短時間で劣化したコンクリート・モルタルを補修できる方法をウレアを使いテスト。約1時間で固化。何とか工法として作れそう。総務・ポリウレア会議。資金繰りと個人面談。DX化の課題を検討。

とりあえず、少しの雪なら大丈夫のはず。
2枚のビニールをジョイントする。











 12月3日(水):ポリウレアの標準化には、ポリウレアの多くの使用実績と多くの人の認知が必要。工場にでもそれなりの量のポリウレアを日常的に消費したい。10年近く前に、ポリウレタンでの生産を断念した蓄光シートの作成を再度検討に。昔と違い強高度のポリウレアがあり、シートカットする機器もそろっている。工場の建て替えが済むまでの生産品の一つとしたい。いくつかの試作品を作り始める。夕方、個人面談2名の方と。

 12月4日(木):特許事務所打合せ。蓄光製品の特許関連の調査依頼。午後、ポリウレア事業部会議。多摩防水のポリウレア通信の検討と、今後のポリウレア事業部3か年計画について。蓄光テープの試作を2名にて。歩掛を出すために工程の数値化も必要。マニュアル化。ポリウレアトップコートの着色テストも並行して検証。

黄色のトップコートが上手くいかない
蓄光製品の輝度の時間変化。12時間はOK












 12月5日(金):昨日に引き続きポリウレアトップコートの着色方法を検証。黄色が上手くいかない。下地処理も、錆表面を刷毛掃除くらいでは凸凹が残り、トップコートの塗り重ねが手間になる。簡単なケレンとPU-1での不陸調整も加えた下地処理へ変更。午後、S信金の支店長来社。工場の建て替えを含む5か年計画に向け、銀行連携にての支援要請。基本計画の了承をいただく。

 12月6日(土):山の日。月に1度か2度は、山の日と決め込み、近くの山か公園など散策。朝、工場にてトップコート処理後、近くの多摩森林科学園へ。バードウオッチングの人多し。小春日和。日陰部は霜。夏と冬の間の一瞬の秋を楽しむ。高尾山は大混雑だが、ここはのんびりと散策ができる。春の桜が楽しみな場所。

遠くにスカイツリー
日向と日陰の温度差がすごい




 






 銀行さんとの打ち合わせが続く。会社の5か年計画を作るには、計画に必要な工場の建て替え費用や、工場の設備投資の具体的な数字が必要。資金的な裏付けがないと、見積依頼は不可能。まずは、半年~1年の資金繰りに必要な計画を作成。その後、資金繰りのめどを発注予定の会社に示しながら、ロボットなどの設備機器作成メーカーと予算組み。工場の立て直しにいくら必要かも建設会社に依頼し、数値化していかなければならない。

 何とか、コロナ禍の後遺症から抜けだし、3~5か年計画を進めることができそう。

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