2025年8月31日日曜日

開発会社からメーカーへ

   8月25日(月):工場定例。メーカーになる具体化に備え、今まで作ってきた製品の数々を、工場の回りにサンプル(検証素材)としてちりばめる。今日は、コンクリートのジョイント部のクラックに土がたまり、草が生えそこから劣化するのを防止するサンプルを、実際の工場各所に作成スタート。午後、T産業のA社長来社。現在進行中の製品・工法におけるシーリング材(接着)の現状と問題点を打ち合わせる。終了後、取締役会。社員査定のルールつくりをメインに討議。

  8月26日(火):たまQポリウレアコーティング材の使い勝手の見える化サンプル作成と、塗料としてのポリウレアサンプル(検証用)作成、午後、たまたまネット27の定例。今回は、Nさんの担当で、彼女の知人の四国に移住した大洲市に住む山根さんのWEB紹介。40代で移住し、『地域おこし協力隊』を始め、その現状報告。地域とつながる課題、具体的ネットワークを模索中。地域と連携する具体的な試み。

コンクリートジョイント部の対策にリムシート
入角用の成型シーリング材のモデル







  8月27日(水):今日から、ポリウレア事業部のO部長は、軍艦島へ出張。軍艦島で劣化していく躯体保護の実証テストへ。今回は多忙で参加できず。午前、銀行定例。工事部の頑張りで何とか黒字へ。資本性ローンを加えれば、何とか債務超過状態からは離脱できそう。弊社の試み自体が、地域の信金では対応できる金額ではないとの指摘もあり、銀行数社での連携依頼を試みる予定。

  8月28日(木):テクノフェアに向けたサンプル作成の継続。午後、ポリウレア事業部会議。メーカーとして展開するために,優先課題の整理について打ち合わせ。スタッフが増えていくので、工場の片付け、断捨離について。また、給与アップに向けた評価システムの検討もすることに。

防錆塗料のサンプル作成を急ぐ
たまQポリウレアコーティングの特性サンプル







 8月29日(金):朝一で予約していた歯医者へ。終了後会社へ。特許取得に向けた資料の整理を進める。時間が足りない。夕方、元事務所の隣が解体され売りに出されるとか。境界確認の立ち合いへ。そのまま、生活寮もぐさのミーティングに参加。

 8月30日(土):相変わらずの猛暑日。8月末でも40度を超す地域ありとニュースで。31日も40度を超えそう。たまQポリウレアコーティングを売りだすにあたり、製品の利点を整理し、だれでも理解してもらえるように文章化を急ぐ。

木部保護のサンプルも2か月を超えた。
紫外線劣化サンプルもはっきり差が出る







 何とか資金繰りにめどがたちそう。資金不足でメーカーへのチャレンジができなかったが、ミリタリィテクノフェアを皮切りに、商品の金額と商流を提示し、メーカーとしての仕切り直しに入る。

 スタッフも増えていく。先立つものがないと出液なかった。と言っても余裕があるわけではない。資金とのバランスを見ながら、設備投資ができなくても売れるものから形にしていく。

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