2025年6月15日日曜日

愛と友情と平和の三方良しとSDGs

   6月9日(月):工場定例。総務・ポリウレア事業部会議。午後、市ケ谷の防衛施設学会のヒヤリング。弊社が組み立ててきた震災時の仮設住宅の仮補修対応製品の説明をする。担当者は、今回は自衛隊施設への提案であって、この提案は自治体や防災庁へではないか?考え方を変え自衛隊に必要なニーズとしてなら、現状の自衛隊が有する給水車・浴場対応設備などを調べて、震災に備え不足する設備の必要性として出したほうが良いとの提言を受ける。

  6月10日(火):ポリウレアの防錆剤への適用を試みている。検証用のサンプルを作成し2か月が過ぎ、有効性がはっきりしてきたが、新たな課題が浮かび上がる。他社製品との対比や実際に現場施工にあたり、施工技術の確立。また、新たな検証が必要になった。工法としての組み立ての検証に入る。夕方、認定NPOやまぼうしの理事会。B型事業所をつぶさないためにどうするか?理想と現実を考え、まずは生き残りを目指す。2時間の予定が4時間弱の会議になる。

同時に、ペイントとしての機能も検証へ
錆びた缶を使い他社製品と対比検証へ







  6月11日(水):会計事務所さん来社。新しい経理スタッフと情報整理の仕方のすり合わせ。午後、協業先の凸版印刷さん来社。今後の協業について。内装用の壁面サンプルの提供依頼。夕方、経営委員会。DX化を依頼している会社も含め、今後の進め方の検討会。

  6月12日(木):予定したHP委員会は中止。ポリウレア事業部会議を午前中に。事務の合間を見ながら、防錆処理の検証用モックアップサンプルの作成を継続。福島の現場と弊社に依頼の可能性ある物件について、客先ゼネコンとWEB会議。

塩水に2か月浸した鉄板の防錆能力の確認
防錆処理をしなかった部位より錆が侵食











  6月13日(金):今月一杯で退職予定のK君。送別会の予定が今夜羽田をたつとのこと。彼を取りまく人間関係が上手くいったとは言えず、責任者としては、課題をもらった形。総務他、今後あり方を数人で打ち合わせる。経済状態もある程度改善したこともあり、歓迎会・懇親会等、社内会話とスキンシップを大切にする時間を持つ努力をすることにする。

  6月14日(土):凸版さんから届いたサンプルを断熱材に貼りつけテスト。防錆処理工事も始まるので、防錆工事施工マニュアルの作成に向け準備を始める。午後、不燃に詳しいA氏が来社。防電磁波グッズ製作依頼?もあり、話を伺う。電磁波対策はかなり簡単に対応可能かも。終了後、弊社に盆明けから派遣社員を予定されているN社責任者と、具体的な取決めについて協議。盆明けからの来社に備えることにする。

1年前にテストした部位は、まったく変化なし
30年前の塗装部もきれいに防錆











  時代が怒涛のように変わっていく。物的評価も人的価値や道徳観の価値も。ガンジーやキング牧師によって示された、精神的・道徳的至高の頂もさらに遠く押しやられた。自己都合で、大儀を全く意識できない人の群れが増殖していく。

  人工知能が発達している。人の知識の幼稚化へのいざないか?愛に満ちた神の領域へいざなう手伝いか?自己都合と幼稚化かにさらに拍車をかけるのか?神ながら(かんながら)の世界,神のみぞ知ることのようだ。SDGs温暖化阻止へ使う努力はするが、決めていくのは、これからの精神的な豊穣の世界に挑める若者なのだろう。

  トランプという怪獣・中国やソ連を牛耳る怪獣たち、生まれるべくして生まれたのは仕方ない事実。インドとパキスタン・ソ連とウクライナ・これからはイスラエルとイラン。大規模であれ小規模であれ、自己都合の正義を振りかざし殺し合う精神世界の原始時代は続く。持続可能なSDGsの必要性を見ることなく、力の正義がまかりかり通る。庶民が庶民であり続ける限り、これは続く。モノ言う株主のように、愛と友情と平和の三方良しとSDGsを、当たり前のように語り実行する庶民の群れ。生まれる可能性は少しでもあるのだろうか?

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