4月28日(月)工場定例。終了後、明後日の銀行手入れの資料を確認。経理が変わったこともあり、資金繰り表が未整備。担当者と打ち合わせし、形だけでも作ってもらう。弊社製品を売り込むにあたり、製品案内カタログの準備に入る。日曜日にカットした檜の桶の作成も合間を見ながら進める。工場のM君に温室の壁の一部を撤去してもらった。温室の温度が50度近い。これで過度に上昇するのをあるはえられそう。
4月29日(火):昭和の日。檜の桶にウレアを塗布。合間を見ながら、防錆テスト中の水槽をチェック。1か月経過した検証用の鉄板を確認し水・塩水の入れ替えも。午後、ADHAのK氏と、販売に向けた製品の整理に向け、打ち合わせ。檜の保護コーティングのサンプル作成もほぼ完了。
風の大地の提供いただいた檜の端材で作成 |
塩水・淡水での錆の検証が続く |
4月30日(水):銀行定例。連絡の不手際もあり、参加者は商工中金の2名の方のみ。試算表もないため、資金ぐり表をベースに、工事と開発の現状を説明。中堅建築会社や管理会社と組んで、弊社製品の販売に向け具体的な取り組みがスタートしていることを説明。6月から、商工中金は、私企業になるとのこと。販売に向け、検証中のモックアップも一部再塗装に向け洗浄などを開始。
5月1日(木):13年前のモックアップにトップコート塗布。特許事務所と工藤建設さんの共同開発と特許について打ち合わせ。終了後、今後の販売に向け商流や具体的な課題について、O課長や関係数社と討議。夕方、風の大地さん来社。木の劣化防止コーティングにポリウレアを使うメリットの説明。顧問になったF君に、単価構成の一覧表を作成してもらう。
13年外部に放置し検証。木が腐り傾いて |
トップコートを更新。新品の防水層? |
5月2日(金):昨日の単価設定の資料を基に、販売に関係するコアメンバーと、商流の課題・製品単価の決定に向けた課題を討議。OEMにて材料の生産を頼むのは良いが、依頼先の製品単価の組み立てを、依頼先に一任するのはかなり問題があることも説明。発注側としての依頼した製品の単価試算能力も今後問われそう。言いなりの製品単価を無条件に受け入れれば、最終的に売れにくいだけでなく、商品を買うお客様の迷惑になる。今後、製品を販売に入る以上、工事部との連携の仕方も問われる。商流組立の根っ子に、開発側の基本姿勢、三方良しの大義があるか問われる。
30年保証防水として、ポリウレアを選択し検証・製品組み立てに入り、早いもので15年以上の時が過ぎた。展示会などように作成したモックアップは、外部放置のため見事に木部が朽ち、一部は傾いて向いている。現場で施工してき防水も10年以上経過して、劣化があまりしておらず、『タマボウは儲からないね』とお客様からよく言われる。10年でダメになるから、次の仕事が来るんだよとのこと。ゴムのステンレス、100年防水と海外では言われている製品が実感として本当だねと感じてもらうサンプル群へ。これから必要な技術の見える化へと変えていく。
バブルがはじけ時代が移り、豊富なお金と時間と施工する職人さんが減り、劣化した建物も前で途方に暮れる人たちの群れが、現実の課題になり始めた。土木インフラも同じだ。求められるはずの工法・製品が、やっと認められはじめ世に出る産声を上げそう。
予定された支援は、トランプ関税の影響で、しばらくは足踏みが続く可能性が出てきた。それでも、販売に向けた段取りは、徐々に進行させる。連休の最中も打ち合わせは続く。ポリウレアの検証用サンプルもゴムのステンレスをして、性能の見えるの見える化
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