2025年2月10日月曜日

仕組みの切り替えと多様性

  2月3日(月):月曜日、工場週例。1週間の予定・課題の確認。某現場用の養生ブロックの見積送信。夕方、やまぼうしの理事会。急激に変わっていく状況に対応するため、借入の承認と今後の対策確認。

 2月4日(火):勝田自衛隊基地のプレゼンに向けて、展示予定のアイテムの検討。前回と同じでは展示会に参加する意味がない。災害に強い街づくりをスローガンにしている以上、そこに貢献できるアイテムがいる。防災庁もできる。災害復旧対策に貢献できるアイデアを形してプレゼンを企画する。

ウレアを使うと。すぐ硬化し紫外線もカット
工場前の温室のパパイヤが根腐れ病に







 2月5日(水):経年変化で劣化した壁面補修の共同開発を某社と進めている。担当者のA氏来社。2か月前のテスト施工が養生期間が過ぎ、破断テスト。結果を踏まえ、今後の進め方を討議。夕方、災害防止協議会。リアル開催の予定が、社内でまとめる時間がなく、今回もWEB開催。

 2月6日(木):特許事務所のK氏来社。資金繰りが上向いたこともあり、今後、特許も前向きに取り組むことにする。情報のキャッチボールに向け、フォーマットと責任者を決める。資金不足で取り組めなかった特許取得と、ゼネコンから言われている新技術登録も前向きに取り組むことに。

30年近い年月をかけ取り組んだポートランド
事業承継に向けた課題説明に紹介。仕組みの話












 2月7日(金):朝一で、近くのサッカーチームの責任者の方来社。弊社に就職可能なスタッフ(現時点)の紹介。今後、営業依頼を含め提携に向けた下打ち合わせ。引き続き、A化成さんと不織布の利用について。午後、新規事業部会議。リムクロンの工場ライン組立についての課題を中心に、リムクロン他の販売計画に向けたアイテムの整理の仕方。終了後、京王建設災害防止協議会の役員会・懇親会。

 2月8日(土):会社のDX化に向けお世話になっているKさんに、事業承継を進めるうえでなぜ多様性が大事か?個人史を通じて話してとの依頼があった。ITC多摩の第24回総会で、記念講演。ユニコムプラザさがみはらで開催。記念講演に3人呼ばれ、そのうちの1名。最後に話すことになる。前の2人が、パワーポイントで資料を準備しての熱弁。多様性について自由に話してとの依頼で、準備らしい準備もなく、ぶっつけ本番。HPを見てもらいながら、それとなくの話、何とか終了。

24年の歴史を感じる組織
2人の講演に聞き入って、自分の番の準備がいいかげんに。











  標準化支援が経済産業局に認められたこともあり、工場にての生産ラインの具体化を急ぐ。敷地にある第一工場は、この地が河原だっとき60年前に建った建物。当時は、確認申請もいらなかった。確認申請が取れていない建物があると、その敷地内に大きな危険物倉庫が作れない。工場を入手した時にわかっていたことだが、改めて大きな課題になる。それなりの資金が必要だ。資金繰り無くして計画はできない。資金繰りについては、いくつかの可能性が具体化しそう。

  自分史を通じての多様性の悦明については、何気に軽い気持ちで引き受けた講演だった。なぜ、事業承継の柱、ポイントに多様性が必要なのか?改めて考える。コロナ禍でも工場を手放すことなく大変な状況下でも開発を何故進めてきたか?その原点は何か?改めて考えさせられた。

  上手くまとめられなかったが、2冊の本を紹介した。1冊はポートランドの作り方。長い年月をかけ『世界で一番住みやすい』と言われる街を作る話の本。もう一つは、貨幣経済・共産主義・資本主義等を仕組みとして見直し整理してある見田宗介の遺稿ともいえる本。未来を創る際の原点とすべき3要素を描いてある。プラトー視点から見た未来社会の作り方。自分も76年間人生をして、多くの仲間と生きてきた。次の世代に必要な仕組みを形にして次世代に伝えたい。それが自分の事業承継。その時、行動の基盤となる3要塞が、ポジティブさと多様性を認めることと今を楽しむスタイルであること。見田さんの教えでもある。事業承継の上でも、上手く伝えるように整理しておく必要がある。

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