12月23日(月):中小企業振興公社より、弊社に使えそうな補助金の説明に、I課長代理の方に来社いただく。弊社の現状確認もあり2時間強の打ち合わせ。工場は、リムクロンの量産に向け、現在の生産工程を実際に機器を動かしながら、秒単位で各工程の必要時間の確認作業。
12月24日(火):K建設さんの関連住宅にて、手練りウレアを用い、劣化したタイル部を補強施工テスト。川崎にて。手塗の場合とスプレー機を使用した場合の2パターンを実際に施工。思ったより手際よく施工できたが、課題も浮き彫りに。施工方法を改良して、あと数現場テスト施工をしたい。
思ったよりきれいに施工できる |
古い汚れたタイルの防水と剥落防止工事 |
12月25日(水):時間の合間を見ながら、開発担当のO君が、アイスクリームバナナの温室を作成。霜でだいぶやられているが、根っこまでのダメージはこれで防げるはず。アイスクリームバナナは、マイナス5度までの耐寒性ありとデーターにあるが、地上部は霜が降れば全滅状態。八王子は都内より4度以上低い日がありマイナス3度の日も今年はあり。パパイヤ温室は寒い日でも10度近辺で温度低下は防げるところまで改良。
12月26日(木):3月に弊社にて、ウレアについての説明会を開催予定。その時には、工場外構も入れて、ウレア関連製品・検証のサンプルのオンパレード状態を作りたい。温室もそのための一部。来年4月からのB型事業所に向けての誘致作業の見える化でもあるが。TAMABOUウレアシートや、TAMAQ.リムクロン・リムシートの実際に施工したサンプル群でもある。温室にアクリルやビニールシートでWスキン・トリプルスキンのパネル。効率的な断熱性能の温室を作成。そこに、弊社製品を織り交ぜる。午後、今年最後の新規事業部会議、来年のテーマを確認。
アイスクリームバナナ温室作成中 |
日中の温室は35度くらいまで上がる |
12月27日(金):千葉のH社で、床面のウレアスプレーのリニューアル工事。立ち会って、課題を探る。正月休み前とあって、担当者とじっくり話す時間がないのが惜しまれるが、おおむね順調な仕上がり。
12月28日(土):工場にて、アクリルガラスでペアガラスを試作してみる。準備が終われば意外と早く作成できる。シールまで入れて1枚30分。水分透過性がないと思われるTAMAQ MS-1にてシール。乾燥剤入りと乾燥剤なしの2パターンを作成。実際に温室にて検証へ。温室は、木にウレアコーティング。20年以上耐えれるか。外部の手練りウレアの寿命は?
アクリルのペアガラス作成 |
ウレア樹脂で工場床のリニューアル工事 |
あと2日で、今年も終わる。あっという間の激動の一年。さらに激動の来年が待つ。某信金の支店長さんと会話。時代が急展開するこれからの数年。今までのデーターが役に立たない。時代の流れにTANABOUは乗っている気がするとのこと。何とか資金繰りがつき、コロナ禍で止まった工場の設備投資が動き出す。より良い来年でありますように。
時代は動く。いつまでも変わることなく現状のまま生き残れないのは、自然界も人間社会も同じ。先取りし変わり続け進化する会社が生き残る。
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