2024年8月26日月曜日

スポットシャワー(?)豪雨と昭和の雨仕舞

   8月19日(月):全国ポリウレア協会を訪ねるため、九州へ。日曜日に唐津へ。月曜日、墓参りや実家を訪ねて、博多の待ち合わせ予定のホテルへ。同行する2人とせいもん払いにて、夕食と打ち合わせ。

  8月20日(火):全国ポリウレア協会のIKMARIさんへ。現在の国産ウレアの生産状況を説明。今後の連携をお願いする。IMARIさんの工場見学。大きなカット機も2台あり、キャドデーターにてカット可能。45度カットもできるとかで、連携してリムクロン他の生産も可能とのこと。弊社製品も紹介。八王子を訪ねてもらうことになる。八王子はこの日、暴風雨とか、工場漏水のライン報告が入る。

IMARIさんの工場
入口看板











  8月21日(水):名古屋よりエイトピースさん来社。フランチャイズ打ち合わせ。終了後、軍艦島の弊社からの施工提案について、木山氏と開発部O君と3人で討議。提案1件につき約100万の負担金が発生することがわかり、提案を縮小することに。幹部会は、緊急の漏水対策が客先にて発生し延期。総務部長候補のKさん、いきなりの退社。

  8月22日(木):台風10号発生。週明けに本州直撃とか。漏水状況を撮影したビデオを見ると、天井のあちこちから水が噴き出している。屋根の上が一時期水中と同じ状況になったことが推測される。工場スタッフ全員で、屋根と壁の漏水対策。立体駐車場に設置した断熱パネルの効果測定ボックスも、ロープにて固定。積水化学の松野さんより、社内報エスロンタイムに弊社紹介をしたとの連絡。記載した内容を送信していただく。

このため傘の下に当たる部位は防水なし
昭和の建物は傘を差したような防水の収まり











 
  8月23日(金):9月4日に市ヶ谷にて開催のミリタリーフェアテクノフェアに出展予定。段取りに入る。標準化支援の内容の骨子部分、3Dカメラにより撮影したデーターをキャドデーター化し、工場にて製品をカットし、現場施工手間を1/3にする原型的なデモを試みることに。事務棟南面の実証用断熱パネルを撤去し、貼る準備に入る。

  8月24日(土):温室の水やり他軽作業終了後、東京農工大の博物館へ。今後の工場の展開に高機能繊維をどのように活かすかがある。糸や織機の基本性能を見学。綾織り他、布の作成知識・機器類の仕組みを見学。半日では時間が足りないくらい参考になる。夕方、リアルバーバーへ。
南面にて5年近く検証してきたパネル撤去
布の作成、圧縮し布質の調整システム










  
  九州へ出張中工場の一部は水浸しになり、カット機も使えなくなってしまった。線上降水帯という雨の降り方へ温暖化で変わったが、次のパターンが現れた。ごく一部の地域限定で、スポット(?)的な範囲限定での集中豪雨。工場の屋根は緩やかな水勾配。壁に遮られた部位に風が吹き付け、そこに大量の水がシャワーのように降り注げば、水が流れず水中と同じ現象が起きる。傘状の雨仕舞では、これを防ぐことは無理。レインコート以上の厳重な水密性がいる。今回はうちの工場がこれに見舞われた。

  災難はチャンスでもある。対策を、製品化に結びつけ、だれでもやりやすい止水アイテムを考えることにする。3D化については、とりあえずマターポートから利用してみることに。日曜日に実際工場の一部を撮影し、徐々に実際に使えるようチャレンジしていく。

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