2024年8月18日日曜日

事業承継とワンチームと

      8月12日(月):山の日振替休日。長女たちと丹波山村へ。あいにくマス釣り場は休み。川で水遊びに。帰社後、工場前温室にコンポストから、たい肥回収し埋め込む。

  8月13日(火):事務と緑化、圧倒的に時間が足りない。半年近く放りだしていた工場西面の空き地は、草が繁茂。朝5時半から、当面草取りと決め込む。一人だと、温室作成もあり、3日はかかりそう。2年間にため込んだ金木犀のカットした枝や、袋に入れた草を運びだす。合間合間に現場から社員さん来社。少し話す時間が取れる。

根気よく草取り。暑い暑い。
忙しさにかまけて繁茂状態の西面空き地











  8月14日(水):朝5時半、作業開始。固い土をほぐすためと暑さ対策で、水をまきながら草取り。工場前の温室部は、午後は日陰になる。日陰を待ちながら、金木犀の枯れ木小さくカットし、埋め込んでいく。とりあえず、貯めていた枯れた草類もなんとか収まりそう。シャワーを途中で浴び、汗でびっしょりになった作業着も午前中で交換。午後、帰社した次期社長と、組織図を含め会社のシステム変更に向け話しあう。事業計画は、資金繰りに裏付けされる。計画があっての個人面談。何が課題か?打合せ時間が増えてきた。

  8月15日(木):草取り3日目。夜明け作業も板についてきた。何とか草取りは3日目で完了。三日間のうさぎ跳び姿勢で、足はパンパン。台風7号に備え、工場周りの風散防止に向けた作業。現場から帰ってきたI君とも少し話す。今後の会社の展開について。ここに引っ越し、銀行との軋轢もあり、全体ミーティングがなくなったことの是非他。組織図作成に当たり、社員さんがいつまで働きたいか等、個人ミーティングも大事。営業のK君と次期社長と3人で、今後について打合せ。
ヒーター部は、断熱材と埋め込む草木とは間隔を取る
ため込んでいた草を敷きこむ











  8月16日(金):台風7号で新幹線は停止状態。工場で九州にもっていくウレアサンプルの作成。雨が思ったより降らない。11時から、神保町事務所での3Dカメラの説明会に参加。台風の中静岡からも参加者がいて。10人での勉強会。今回の弊社の標準化支援の骨子はの一つは、現場実測を3Dカメラ撮影でキャドデーターを取得し、工場に送ったデーターで製品を現場に合わせ作製することで、現場作業の省力化がテーマ。何とか、9月のミリタリーエンジニアテクノフェアに間に合わないか?検討するので協力を依頼する。

  8月17日(土):ウレアサンプルの作成継続。合間を縫って、個別ミーティングを社員さんと。大企業はルールありきだが、小さな企業は、人ありきが基本。大企業経験者には,多分その切実さは理解しろというのが無理そう。根っこの部分がすれ違う。今後の会社の組織運営に向け、個々の意見聞き取り、想いの確認の必要性を改めて感じる。夕方、会計事務所責任者のEさんと、幹部3名で今と今後の課題について打合せ。組織図ありきではなく、計画を踏まえたうえで、個々人の希望を、個別ミーティングで確かめながら作ることに。
温室作業で鉄製の水道管の錆サンプルゲット。
錆がどの様に成長するか説明用に最適
熱帯ハスの花をウレアで固化。真空脱泡機必要












  関東経済産業局から、標準化支援を受けることが決定したおかげもあり、銀行の態度が変化。今期決算も何とか黒字にできそうなこともあり、決算結果を待ちながら、支援を申し出てくれる他の銀行も出てきた。全く違う形で、貸付とは異なる支援の話も、浮上している。嘘か誠かはさておき、お話を頂くだけでもうれしい話だ。

  HPもまだリニューアル中だが、世の中に貢献できる企業になるためには、SDGs・脱炭素を掲げて展開してきた以上、それに賛同する社員の育成がいる。新たな社員さん達は、会社方針に賛同する人たちであることが望ましい。入社した人の考え方を変えるのは、それなりの年月がいる。最初から、脱炭素・SDCsに関心がある人の方が、集まることを願う。資金のめどがつき始めた今、根っこを共有できる仕組みづくりへ。とってつけた組織図でなく、ワンチームに向けた組織図を。これを機会に個別ミーティングを幹部会でしつこく持つことに。

0 件のコメント:

コメントを投稿