2024年5月19日日曜日

軍艦島簡易レポート

    5月13日(月):幸い海もあれず晴天の調査日和?。朝7時半、長崎港から軍艦島へ。約30分で到着し、上陸。50人ほどのパーティー。ヘルメット着用で島内を回る。主に、理科大の今本教授の案内と説明。10時過ぎに、小中学校の校舎にて、教授達5人を中心に軍艦島プロジェクトの課題についてミーティング。午後から島内を見て回る。島は50年は50年間の無人状態。コンクリート建物の劣化について、改めて実感。一時5000人を超えた高密度の人口・住まいの課題他、考えさせられるこことが多い一日。順調に流れ、予定は1日で完了。

  5月14日(火):朝、駅前のアパホテルから女神橋そばまでジョギング。土産を買い、東京へ。長崎新幹線を使い博多経由。懐かしい風景を楽しみながら八王子へ。

1945に作られた建物。島内でも最北部
上陸前、船からみた軍艦島






  5月15日(水):軍艦島で見たことを簡単にまとめ、社員さん達に送信。今後、ウレア樹脂が、軍艦島にて実証試験と、遺産保全に役立つようにチャレンジすることを理解してもらえるといいのだが。午後、DX化に向けた幹部会。入社して1か月経過した総務部長代理より、考えたことを報告してもらう。DXに関しては、使用候補のプレゼンをしてもらうことになる。

   5月16日(木):軍艦島のレポートに加筆。関係者へ送信。防衛施設学会のイベントへの申込書再チェック。夕方、多摩美の鹿島関係者と、橋本にてミーティング。図書館棟の構造シールに関しては、知らなかったとのこと。軍艦島のレポートを見てもらいながら、弊社技術の一部を説明。所長とは、20年近い前の学習院の工事からの付き合い。其の後を含め、話が弾む。

学校の最上階が崩落している
案内板の羽島小中学校の写真・屋上は健在?







  5月17日(金):多忙で、標準化支援対応が遅れている。本橋先生・久保弁理士を中心に、どのような形で標準化を進めるか検討したい。基本案を作成し、久保弁理士に送る。検討して、火曜日のZOOM会議のたたき台の作成へ。

  5月18日(土):急ぎたい実験が目白押しだが、ブドウの育つスピードが速く、対応が遅れている。パパイヤは、温室のため水やり量が課題。6月の平均雨量を調べよう。とりあえず最低限のブドウの誘引と花が咲く前の手入れ。今回は、ジベレリン処理はあきらめることに。午後、シーリング材として『たまQ MS-1』の接着テスト他。

日本最古のRC構造住宅の30号棟。最近崩壊
ブドウ棚上、育ちすぎだろ。











 軍艦島のレポートとして、簡単にまとめ、全社員さんに送信する。自社でやっていることを、有効に社員間で共有するシステム(仕組み)がまだ、会社に存在しない。何とか事業承継が、完了するまでに、仕組み(システム)としての、コミュニケーションシステムを作り上げたい。不和の基本は、コミュニケイト能力の不足と説いたのは、ザメンホフ。世界共通語を目指したエスぺランティスト達の次元から次のステップにあまり進化していない。人の関係性が進化し続ける仕組みの不在。不合理の原点。
 以下、今回のレポートの一部。

『今回、一日をかけて島内を見て回りました。動画や写真をサーバーに保管しますので関心がある人は見て下さい。世界遺産ですので、これから先は、経年変化をしていくコンクリートと鉄の建造物の劣化状況を追いかけることができる貴重な空間になります。

同時に、建造物の長期維持技術の開発・現在の技術の確認に大きく貢献する空間になります。』 

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