2023年12月24日日曜日

重油まみれのトマト・きゅうりから、再生可能エネルギーの野菜への脱皮を

   12月18日(月):JR関連会社、来社。弊社技術の説明。午後、温室側面のビニール貼りと手直し。

  12月19日(火):SDGs委員会。エアコン仕様基準の表示は完了とのこと。福祉米プロジェクトと、脱炭素の必要性を説明。標準化支援の検討。夕方、矢内氏と『ままよろ』代表とZOOM会議。

移設したストーブをモミが3本セットで。

順調だが、まだ火力が弱い










  12月20日(水):HP委員会。マンダラートをベースにしたHPを依頼している。思ったより上手くできていると思う。引き続きの展開を依頼した。夕方、STOBOの会。ZOOMにて。やまぼうし理事長も参加。福祉米の未來についてお盛り上がる。今回は、小沢さんの司会。大山さんはzoom参加だが、理事長のやる気に感激してくれた。

  12月21(木):AM.インフルエンザと肺炎予防のワクチン注射。午後、東京アイランドのURの設計部へ。5人の設計部長・課長さんに、長寿命防水のウレアについて説明。UR仕様に向けた、浴室改修についても説明する。
仕方なく、左官用の温水機を使うことに
寒くなりそうだが、モミガライトが足りない











  12月22日(金):真冬並みの寒波到来。八王子はマイナス4度以下。温室内の防火用水が凍る。いきなりの寒波で、パパイヤがかなりやられる。小温室もヒーターを大温室に移動したためダメージが大きい。とりあえず、コーナー部の隙間を補修。夕方、やまぼうし理事会。今後の方針が定まらす、9時半過ぎまで。福祉米も継続審議へ。

  12月23日(土):温湯の温度を上げたが、焼け石に水。ビニール壁面の半分のうち、北と西面を断熱材追加。小温室は、天井に断熱材を貼り、壁面はビニールでダブルスキン仕様にグレードアップ。夕方、小沢製作所にて、昨日の理事会の報告。土曜日だが、数人のすスタッフで工場は稼働中。モミガライトを少量だが受け取る。
北側のパパイヤが一番ダメージがすごい
想定より早く燃焼。5時間しか持たない。











  改めて、組織運営の困難さを思う。何故こんなに頑張っているのに認めてくれないのかと問われる。頑張りを否定する気はないし、それはありがたいと思う。だからくたびれて、他のことを考える余裕が無いとの結論は、組織としては死滅を意味する。もっと、多く理事を増やし、皆の意見を聞くべきとか、できない理由のオンパレード。判断する力と覚悟の無いスタッフを増やして、この急激な時代の変化に対応できれば、誰も苦労はしない。のど元まで出かかる言葉を飲みこむ。

  あまり難解な話では無い。理想にどう向かい仕事を組み立てるかの方針と忙しいから現実に妥協して組み立てる仕事との対比の話だ。理事の半分は、福祉米ができたら素晴らしいと思うと言う。だが本当にできるのか?結論は出ないから、やりながら考える・可能性を探るしかイノベーションは起こせない。議題は持越しとなる。それだけ進化が止まる。ふと、宮沢賢治の業の花びらを思う。

  食料危機・自給率の低下を嘆きながら、福島の米は一等米としての売買はなされず、業務米で売買される。福祉連係で、一等米の値段で買うことで儲かる農業になり、後継者も出ていかない環境をつくる。もみ殻も昔と違い野焼きができない厄介もの。これを燃料棒(モミガライト)に変えたが引き取り手はいない。一等米として買う代わりに、これをタダ同然で購入する。重油に変えて、燃料として使うシステムを僕らでつくる。きゅうり・トマトの値段の1/4は重油のお金として消費者が結果的に払っている。重油でできたトマトか❓再生可能エネルギーのモミガライトでできたトマトか?選ぶのは消費者だが、脱炭素の必要性はを分かる人なら、心の豊かさを求め重油トマトは選ばないだろう。食生活が、脱炭素にこれだけ関わる現実を認める人達との連携の可能性を夢み、農福工連携で解決策を探る。

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