2022年6月19日日曜日

プラトーへの道

   6月13日(月):エコステージ協会来社。事務局長さんや大学教授など4人。弊社の試みを説明させてもらう。半日では、どうしても駆け足の説明になり、説明するほうも欲求不満が残る。感想のメールを後日頂くが、それぞれ立場から好評価をいただく。教授からは,画期的で弊社一社の開発スケールを超えているのではとの感想を後日メールで頂く。夕方、幹部会。劣後ローンについて説明。

  6月14日(火):毎日40通以上のメールが来る。返信がすぐできず溜まっていく。半日をかけて返信。ジェグテック関連から、熱研化学の不燃塗料をご紹介頂く。日本特殊塗料さんと打ち合わせもしたいが。旭化成建材との共同特許に基づき、ジェグテックを通じ新しい特許申請品の使い方の公募中。弊社の工法も組み立てを急ぐ必要がある。

工場西側の空き地。不陸調整を含め整備中
少ない時間利用。笠木でレベル出し







  6月15日(水):半日以上をかけ、JRのインフラメンテ会社から頂いていた13の課題の対応を整理する。リアルタイムでキャッチボールできる形に早くしたい。弊社の事務インフラの整備を意識しながら、サーバー整備に繋げていきたい。まつまるの今後の外構・広場整備計画に向けて、企画をどう組んでいくか?打合せ準備に入る。

  6月16日(木):NHK主任ディレクターのKさん来社。見田宗介さんについての取材だが、合わせて弊社の試み(人間解放の理論のためにを書いた彼との交友者としてか?)も聞いていただく。振り返ると、見田さんとの40年ぶりの最後のデートから5年が経過していた。改めて見田さんとのテーマ、人間解放の理論についてを見つめなおす。久しぶりに、彼の辿った道筋に触れる時間はうれしかった。Kさんと別れた後、伝えきれなかった何かが気になり、考え込む。僕らの思考を形づける環境の話。矛盾への風穴の開け方。理想としのプラトーへのたどり着き方。ボブディランの風に吹かれてのメロディーが聞こえる。人はいつまで、多くの社会矛盾に目を背けつづけれるのか?身近な風の中に答えが舞っているのに。手が届かないもどかしさがつのる。

八王子市役所の川向かいに弊社の現場
久々晴、欲をかき10kジョグ。太ももがつる







  6月17日(金):メールの整理。夕方、やまぼうし本部にて理事会。課題だらけの理事会は3時間くらいに長引く。ひとつは決算報告承認とミレッドロードへの次の試みの説明。二つめは、事業承継にむけ新エンプロジェクトの進行状況。三つ目は、それに向かっての新理事の選出・世代交代への新体制。どれもが、大変革。100人職員の組織にこの20年で膨れ上がった。駆け足で進まなければならない組織の運命ともいえる課題。

  6月18日(土):まつまる最後の事業部会。これを最後に事業主体がミレッドロードに徐々に移行していく。コミュニティネットワークの柱ともいえるH氏がガンになり、予定外の展開が立て込んだ。40年前、『しばてん建設委員会』を作り、地域に障がい者のためのコミューンを作ろうとした。形を変え誕生することになる。入れ物が出来たので、次は周辺整備になる。

まつまるのイメージイラスト
バトンタッチへ?。お疲れさまでした。









  駆け足で時間が過ぎる。多忙さを理由に、立ち止まっている人たちは置いてけぼりになる切なさ。世の変化スピードに対応が間に合わない。そのたびに別れと出会いが繰り返される。コミュニケイト不足で、切り結ぶことが出来なかった人達の群れも。ごめんなさいは、あんたの思い上がりよ。人は人で自分の人生を活きる。昔の連れの𠮟咤・激励?。

  久々に見田さんを思い出し、過去を振り返る。プラトーへの道のり、いまだ見えず。ただ、歩はどんくさくても、方角は間違えていないはず。今を楽しみながら行こうよ。宗介さんの言葉だったか?今は、おぼろだ。時代の矛盾に風穴を開けて違う世界を見る。彼はそれを当たり前のようにやってのけた。風穴から次の可能性を垣間見た人の群れ。その人たちを繋ぎプラトーをはっきりイメージすること。まずはそこから。はっきりした理想は、自己変革と夢を見る人の群れを産み出す。群れは新しい世界に繋がる。それが、プラトーへの道かも。

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