2022年5月1日日曜日

SDGsと緑化の話

   4月25日(月):4月の給与アップについて。社員さんにメール配信。商工中金の融資で、少し余裕が出来た。貸付がストップされて、昇給がままならぬこの2年だったが、何とか最低の賃上げと、給与差の調整が出来た。これを契機に、会社のワンチーム化が加速すればいいのだが。工場会議も、だいぶ活発に意見が出るようになった。夕方、シード・コンサルの事業再構築セミナー。

  4月26日(火):中小企業基盤整備機構のS氏と東大のM氏3名での、Zoomミーティング。弊社の技術と、今後の計画について。午後、たまたまねっと27の定例会。産技研が使えないので、立川印刷さんの事務所にて。去年の報告・今年の計画の承認。SDGsの現状を少し話させてもらう。修了後、久々の懇親会を5名で。

事業再構築セミナー:グリーン枠がすごい
補助金とは何か?









  4月27日(水):安全部会。安全大会の準備に向けて。銀行定例を8名で。商工中金さんが会議に参加し始めたことで、多摩信の対応がガラリと変化した。開発にブレーキをかけるだけの会議から、今後の企画を真剣に考える会議に。午後、シー・コンサルのS氏来社。
 
  4月28日(木):H工業さんへの製品納入について、改善提案を工場ミーティングで再確認。誰でも理解できるフォーマットに向けて打ち合わせ。午後、外国人労働者へのクレームでトラブったGマンションの現場確認。夕方、コスミック工業会の懇親会へ。新たにダイフレックスの社長に就任したアマン・マルコ氏の自己紹介。材料代のアップに伴い、今後客先へのしわ寄せの話・ワンシーカとしての今後の展望について。世界規模で、M&Aが進む時代の変化をつくづく思う。
アマン・マルコ氏の自己紹介
原材料のアップに伴うしわ寄せについて










  
  4月29日(金):薬科大の薬草園を見に行く予定が、旗日で休みとのこと。八王寺の森林公園へ。木々の種類の多さは圧巻だが、屋上緑化には、あまり資するものは少なさそう。

  4月30日(土):ぶどうの芽かきが気になっていた。少し時期は遅れたが、何とか間に合った。午後、近くの現場を見行く予定が相手方の都合で中止に。引き続き農作業。パパイヤの苗の植え替えや、ぶどう棚下の整備へ。土も固くなっており、天地返し。来客が増え始めた。SDGsの補助金関連の来客も増える。それなりの整備もしたいが時間が圧倒的に少ない。断熱材を使用した、屋上緑化の魅力の見える化も遅々として進まない。
根圏制御栽培に向け不織布とウレアシート花壇
弊社SDGs目標の一つ。防水後の緑化


  








  SDGsについて、話す機会が増えた。防水工事屋として長年の目標の一つは、防水工事後の緑化だ。通常の防水だと、耐根性に乏しかったり、根が防水層を突き破り防水機能が無くなることで、緑化は禁じられている。緑化するとなると、耐根性を持たせるために、保護層としてコンクリートを打ったり、どうしても大掛かりになり、お金もいる。
 自分としては、一般住宅や30年過ぎたマンションで防水後、誰でも緑化・園芸を楽しめるシステムにしたい。2~3㎜でも、十分強いウレア防水ならそれが可能だ。ただ、屋上なら荷重がかかりすぎると、建物に多くの不具合を招く。
 超軽量のブロック(開発中)や土がいる。また、根圏を制御することで、根が四方に広がり収拾がつかなくなることも防ぐ必ようがある。なによりも根圏制御すれば小型の果樹で収穫もでき、手に負えないほど木々が茂りすぎることもない。自然に触れる時間を当たり前のように持つことは、人間性復権でもあり、精神的な病からも解放されるはず。何千年も農業・自然に触れ生きてきた人類(特に日本人)が、全く自然から排除され生きていること自体が、精神の荒廃へ直結していると思う。園芸療法学会すら存在する。心の病の解決だけではない。太陽と共に生き、心と感性の豊かさに直結し、人生の豊かさを取りもどす一助のはず。

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