2021年6月27日日曜日

コロナ禍と企業再構築

   6月21日(月):土日に行った駐車場でのグリップテスト予備試験を、資料としてまとめる。開発部担当のO君と確認課題を整理。金曜日に控えたA建材と打ち合わせ資料作成に向け、準備検証事項も整理。夕方、幹部会。現場での仕事が薄い現状を踏まえ、打ち合わせ。話すことが多すぎてまとまらない。

  6月22日(火):駐車場検証用の場所で、再度グリップテスト。午後、産技研にてたまたまねっと27、異業種交流会。ZOOM参加者が1名いるので、弊社から新入社員のKさんにPC担当として同行してもらう。今回は、各社の現状紹介。数社を除きほとんどがコロナ禍の影響を受けている。チームとして応援し合えるか?今後の取り組みにかかるのだが。社員さんがこのような機会に触れ、社内に発信してくれると嬉しい。Kさんにも弊社を取り巻く環境と連携が新鮮に見えたようだ。帰社時に交流会仲間のK氏同行。テスト施工用に弊社の透明な防水材をお渡しする。

こちらはぶどう棚下に

工場裏の畑に紫陽花が咲き始めた







  6月23日(水):午前、工場会議と引き続き開発会議。課題が多い。何処でコミュニケイトが成立していないか?依頼伝票他、連携のためのフォーマットに対する共通認識の不在。多くの意見が出て基本的な課題が浮き彫りになる。午後、産技研のSアドバイザー来社。災害対策の補助金取得に向け準備を進めてきたが、事務量が多いのと、補助金を受けても補助金が入るまでの間、自己資金も必要。まだ、増資・借入が確定しておらず、今回は申請を見送ることに。

  6月24日(木):多摩信さん来社。融資について。明日予定のA建材とのミーティングに備え、資料作制。

工場裏。白紫陽花も開花
工場裏。被覆植物の岩垂草にも花が咲く







  6月25日(金):N会計事務所打ち合わせ。久保特許事務所と弊社現状と今後の開発予定・課題を説明。午後、A建材とWEB会議。今後の勉強会の進め方について議論。終了後、TAMA協会の総会。WEBにて。

  6月26日(土):幹部会報告を今週は送っていない。現場仕事はコロナで延期がつ続き薄くなり、その分見積依頼作成は増え忙しい。午後、認定NPOやまぼうしの総会。今期は事業体系を切り替えたこともあり、やっと黒字決算へ。事業承継の進め方をプロジェクトとして組むことにやっとなった。

アベリアが満開。花の香がすごい
ジョギングのベース基地(?)竹の花公園






 

  日々の忙しさに追われる中、季節を彩る花や木の実は季節の移り変わりを告げていく。コロナ禍はどこ吹く風。ひたすら生の営みを、淡々とどん欲に。今月は、ジョギング中に、桑のみ・枇杷・梅の実・木苺・ヤマモモを頬張る。花もやまぼうし・栗の花・鬼なすび・愛染桂・アベリア・紫陽花等。花の香と色彩と鳥の声と。走馬灯のように過ぎていく。

  緊急事態宣言は解除されたが、コロナ禍で現場数は激減している。感染者数は再度増加しており、近いうちに緊急事態宣言が再度発令されそうな雰囲気だ。当分はこの状況が続くと判断し取り組む必要がある。銀行から公認会計士を付けてもらい、今後の取り組みを検討する。3回目の経営革新計画は、来月7月で終わるが、コロナにより新規の投資が実行されることもなく、第3回目の経営革新計画は宙に浮いたままだ。

  経営革新計画に向けた資金の導入までたどり着くことはなかったが、都の金融部から10数名の来社を頂き、中小企業振興公社から『イチオシ企業』の応援とニューマーケット支援をいただいた。コロナにより、具体的なマーケット支援までたどり着いてはいない。それでも関係者によりより広い客先につながった。かなりの商談に膨らみつつある。ものづくり補助金により、リムシートや断熱材のカット機が入り、だいぶ使いこなせる段階に辿りき、やっとメーカーとして稼働する基盤もできた。ディーラーや協力業者と組み、次のステップ商品化に進む。公認会計士は力強い応援者になるかもしれない。企業再構築の補助金ハードルは高いが、これも試みながら前に進む。

 あと一年は続くコロナによる企業収縮スピードと、メーカーと工事業を車の両輪にし事態打開を試みる弊社のスピード、どちらが勝つか?全力を尽くすのみだが。

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