2021年3月21日日曜日

100年の建物・100年防水への挑戦

    3月15日(月):HP担当者へHPの更新依頼。明日は小金井のM楽器ホールの現地調査。準備のため図面を確認し、調査に使う道具他の準備。夕方、幹部会。今後は総務から幹部会報告を全社員さんに発信することとした。今までの幹部会報告のホーマットを変更し、わかりやすい形に変更へ。

   3月16日(火):顧問のAさんを含め4人で現地調査へ。実質10年半経過した防水層を中心に屋上階から調査。10年の年月の経過がよくわかる。建物外装全体のリニューアルも意識し、2時間以上をかけ見させていただく。それなりの劣化。当社が担当したシーリングとスプレー防水は、動きと紫外線の影響が激しい一部を除き、健全なまま。当時この建物を所長として担当していたA顧問、『多摩防はいい仕事しすぎ。痛んでいないから次の仕事が来るのが遅くなるね。』スプレー防水の南面(一番紫外線劣化が激しい)の一部を洗ってみる。ほとんど?全く痛んでいない。20年は大丈夫だね。・・・うれしいやら悲しやら複雑。100年防水を夢見る当社としては、大いに喜ぶべきことと頭では理解しているが。午後、RM協会で一緒に打ち合わせしている㈱住宅あんしん保証のTさん来社。

洗浄後の防水層。全く痛んでいない
洗浄前。ガムテープにて範囲を決める
 


  




  3月17日(水):今週一杯で、緊急事態宣言が解除されそう。また、ショールームの再オープンを予定する。明日、昭和女子大の先生・学生さんが来ることもあり、ショールームを整備する。春らしく演出用に花も少し購入。午後、異業種交流会たあま多摩ネット27の会議。産技研が使えないので、ズームにてWEB会議。来期の企画を決めていく。来期は、自分が会長の任につくことに。耳が聞こえにくいのでWEB会議の方か有難い。

  3月18日(木):建築建材展に使用予定だった展示品を、工場からショールームへ。配置をだいぶ変更。午後、昭和女子大のナカダ先生と女子生徒さん3名、中小企業振興公社からデザインイノベーション担当2名、計6名来社。総務・開発のO君と私3名で説明と案内。2ケ月かけてどのように進めるか、提案をいただくことに。

検証用の庭にも、雪やなぎ等咲き始めた

ショールム再オープンもあり花を購入・カトレアも









  3月19日(金):現地調査などがたてこみ拡大ミーティグは延期。厨房用のリムシートの施工実験を工場裏の手洗い場の一画でテスト施工。早くてきれい。これは売れるよ!販売担当のF君嬉しそう。・・夕方、認定NPOやまぼうしの理事会。NPOの事業承継に向けての計画作成を提案。

  3月20日(土):コロナ後をみすえ、多摩防水協力会を再度検討に入る。今後のプログラムを考える。合間を見ながら、花壇の草取りや植え替え。小雨が時々降り、めっぽう春めいてきた。球根の植え込みとマンゴー苗の手配も必要だが、タイムアウトで来週へ。一生懸命塾?面会依頼が飛び込む。

 工場が本格的に動かせるめどが立ってきたので、パートナーカンパニーである協力業者さんの再編がいる。下打ちあわせの電話を数名の社長さん達と。

厨房工事が来週から。夜間作業で昼は使用予定。
午後から始めて、4時間くらいで完了。4時間後には使用可?
展示場ように何点が購入











  明日一杯で緊急事態宣言は解除。東京は感染者数微増傾向の中での解除になる。ワクチンの接種は海外に比べ大幅に遅れている。協力依頼をかけると、大企業ほど、対応が遅い。S技研との守秘義務契約も昨年暮れにOKをいったんもらいながら、まだ契約は終わっていない。弊社の工法の中に織り込みたくても、対応は困難だ。一方、小規模の会社や組織とは、平常通りとはいかないがそれなりに進展は進む。
 100年の建物に対応できる防水工法(都承認の新防水工法の確立:経営革新計)の組立も、いつの間にか15年近い年月が経った。描いた進展スピードの半分以下の遅々たる開発速度だ。実際やってきたテスト工事が、10年を経て、検証結果としての実りになりつつある。牛歩だが、遅い分より確かな検証結果として世に出せればいいのだが。
 

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