2020年12月13日日曜日

TAMABOU訪問記

  12月7日(月):芝浦工大の本橋名誉教授に来社いただく。メーカーとして稼働するにあたり、現状を見ていただき参考意見や、ご指導をお願いしていた。10時に京プラ前で待ち合わせ、弊社へ。2時くらいまでは、PCで映像・写真を含む資料を見ていただき、その後、ショールーム・各実験の検証モックアップ・工場を見ていただく。夕食もご一緒いただき、夜の八時半迄お付き合いいただいた。率直なご意見をいただく。技術の見える化と製品の絞り込み不足をご指摘いただた。

  12月8日(火):工場外壁の断熱ボード固定に使う、高ナットを手配。12時から1時間、iDENの『伝える技術』のWEB講習。4日間の連続講座。開発会議・幹部会へと続く。開発部の優先課題は、リムシート施工後の膨れ対策。膨れないプライマー選定と膨れ後の処置。
朝6時。八王子のイチョウ並木を走る。
     
ひよどり山の元気農場東地区。見慣れない看板ができた








  12月9日(水):商品展示スペースの今後に向けて。顧問をふくめ開発会議スタッフで。iDEN講座の2日目。午後、クールイノベーションのS部長来社。弊社製品・技術の売り込み体制について、意見交換。市の環境課に在籍された方だけあり、具体的課題について、実に豊富なご経験をお話頂く。

  12月10日(木):プライマーをもう一度見直す。PCにて検索。断熱材の物性テスト準備と含浸性プライマーの基礎実験にとりかかる。それにしても、ちゃんとした実験スペースが欲しい。
都の給食用の農場でもある。農学部の僕としては。
    
多様な農作物をリアルタイムで実感でき、うれしい空間









  12月11日(金):三井住友銀行来社。iDEN講習、4日目完了。WEB会議のノウハウ講習は、とても参考になった。アナウンサースキル?+ファシリテイターテクニックみたい。午後、工場会議。社員のT君。駐車場にて倒れ救急車にてN大学病院へ。コロナ禍でもあり
面会はダメとのこと。先日、来社いただいた本橋先生に、HPへの寄稿をお願いした。丁寧な表現で、お褒め言葉と注意をいただいた。感謝。

  12月12日(土):多忙で1週間走っていない。出社前に、ひよどり山をジョギング。約7.5K。タイムを気にせずに写真を撮り、空気を愉しみ。深まった秋の風景。午後、リムシートの貼り付けテスト。膨れ防止と、膨れ対策をあれこれ。
小宮公園は深まった秋一色だ。
     
落ち葉を踏みしめ、明るい木々の合間を走る。贅沢な時間









  土曜日の感染者数は、都は過去最多の621人。国内3041人でこちらも過去最多。予断を許さない状況は続いている。移動が制限されているので、WEB中心の営業体制に切り替えているが、時間的余裕は少ない。本橋先生に頂いた『TAMABOU訪問記』は、そのまま、HPに載せさせていただくことにした。ほめすぎですと先生にメールを返したが、弊社の置かれる現状を考えると、これは大きな弊社へのエールになる。
  現在、中小企業振興公社のニューマーケット支援のおかげもあり、弊社にはこのコロナ禍にあるにも関わらず、結構問い合わせが多い。弊社の技術水準がどの程度か?銀行員は専門家ではないので、全くわからないのです。経営革新担当者が平気で話してくる現状だ。…問い合わせいただく方々が、先生の訪問記で、弊社のレベルを少しでもご理解いただければありがたい。うちの社員さんにも言えることだが、自社の価値観は在社するだけではわからない。自分で考える力が無ければ、何処にいるかもわからない。
  SDGsを掲げて、会社は走る。個別の試みや思いが、互いに連携していることを実感し、SDGsの17色の意味と丸い輪を意識してくれるといいのだが。世の中矛盾だらけで、大変な状況だ。だが、一緒に頑張れば世の中捨てたもんじゃないことを、まず社員さんが実感しなければ、多分先には進めない。

0 件のコメント:

コメントを投稿