2020年11月15日日曜日

コロナウイルス第3波と待ったなしの経営革新計画

  11月9日(月): R大学より、学生さんの卒論がやっと届いた。昨年暮れに先生と学生さんに協力依頼され、弊社がアラミドシートをウレアで固化し、弊社のウレア接着剤で貼り付けた実験結果だ。学生さんたちに迷惑をかかけなかったか?正式な論文は今まで何故かいただけなかった。弊社の接着剤とアラミド入りウレアシートの性能は、弊社の期待値には届かなかったが、学生さんの卒論には寄与できたことが確認できよかった。午前、多摩信と打ち合わせ。午後、下北沢の京王さんの現場、リムシートのうちあわせ。夕方、幹部会。

  11月10日(火):O君と2名で、明日ある講習会に備え、講習会でものにしたいカットプログラムを話し合う。断熱パネルやシートのカット形状等、いくつかを選定。工場のリニューアル工事の報告書が、S君より届く。SDGsを報告書の中で述べていることに正直驚いた。

購入したカット機の使い方の講習会。8名で受講中。よくできている。
秋らしく胃腸も色づき始めた


  11月11日(水):SINACOから、カット機の操作について、オペレーター来社。私も含め、8名で操作方法を受講する。用意したカットしたいパネルやシートは、何とかうまく切ることができた。思ったより早く使いこなせそう。

  11月12日(木):A化成建材とM先生の来社に備え、それまでに作成したい検証のためのモックアップの予定をO君と決める。午後、今までの検証マップを再整理。ワンテーブルで話し合い、情報を去有するために、今までの実験結果を1フォルダに落とし込む。青梅商工会のオープンファクトリー(小沢製作所)申し込み。

    
  11月13日(金):工場のA主任とS君・O君と打ち合わせ。工場のリニューアル報告書を踏まえ、報告書を作成したS君に第一工場のリニューアルにつていも計画と数値化をするように、依頼する。A主任に工場のメンバー全員の才能をフルに生かす努力が必要な時期に来ていることを説明。午後、工場会議。コロナのダメージは日本経済に大きく広がっていることを説明。銀行もすでに融資先の選別に入っており、当社もオンリーワンの技術を表現し、計画の数値化が必要なこと。全社一丸の必要性を説明。断熱材のカットサンプルが今すぐ必要なことを理解して欲しいことを説明。

   11月14日(土):休み。10kラン。日曜日のゴルフに備え、久々の事前練習。近所の大鳥神社は酉の市。



       



  コロナの第3波らしい状況が顕著になってきた。バイデン氏の大統領はほぼ確定。トランプも継続に向けたトーンは下がり始めた。アメリカ・欧州共にコロナウイルスは更なる猛威を振るっている。
  日本の経済界もダメージの深刻さが数値化され、先が見えない状況から、銀行の融資先も選別化が始まりつつある。銀行自体が更なる統合と合理化にも走りそう。建築業界もスーパーを含め見通しは更に暗くなっている。当社も特化した技術の見える化と、計画の数値化・計画の遂行能力を問われる。遅れている工場の整備計画と人の育成が、待ったなしの課題になりつつある。
 ワンテーブルで各部署が整備され、更に各部署が必要がある。ゆっくり人が育つのを待つ時代ではなくなりつつあるのがつらい。

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