2020年6月28日日曜日

ウイズコロナ ファイル1 30年防水と緑化デザイン

  6月22日(月):ホームページやショールーム他の整備の遅れもあり、ショールームのオープンが遅れている。ショールームは見慣れたせいか、いまいちインパクトに乏しい。ウイズコロナを改めて考え、弊社で過去に試みたエコ技術を加えることにした。これから、風通しのいい家屋を想定するなら、遮熱塗料。エコ塗料も見直す必要がある。UIシールド・ガイナなども展示品目に加えることに。夕方、Y社労士さん来社。幹部会にて新しい就労規則の検討。大企業ではないので、厳しすぎると思われる規則を少し緩める方向で。

  6月23日(火):AM,工場のスタッフを入れ、開発会議。リムシート、担当になったOくんを含め、今後の工場敷地内のモックアップ作成について、機器類を含む検討。午後、異業種交流会仲間ののMさん来社。ウイズコロナとエコ社会の変化について、話し合う。認定NPOやまぼうしの授産所の構造改革の応援依頼も。弁当中心の食材加工から保存のきく冷凍製品や、クッキー・ジャムなどの保存性に優れたレシピ開発について検討している。調理から販売まで、時間経過に追われる作業は、ハンディのある人達の授産には無理がある。料理業界では有名なMシェフとの連携を依頼する。
タマボウブルーに惹かれ買った紫陽花2年目
衛星をちりばめたような紫陽花も




 



  6月24日(水):エントランスを彩るぶどう3本が、2年目になり勢い良く伸び始めた。うまく誘引し、ぶどう棚の上に枝を這わせる必要あり。100円ショップで買い込んだ園芸用の鋼管ポールを、棚の上に組み合わせる。
 東洋大学のトップライトに遮熱塗料塗布のお手伝いをいただいたTメンテナンスのY社長来社。事務棟ショールームの一部にUIシールドをサンプル施工していただき、現状の課題を話しあう。今後、連携して進めることを検討していただけるとのこと。

  6月25日(木):近所に工場を持つ、異業種交流会仲間のNさん来社。仕事を紹介いただくネットワークの一つにと、Tバンクの課長さんを紹介いただく。午後、環境整備委員会。重点課題は、㋆からのコロナ対策・熱中症対策のマニュアルについて。真夏に現場でマスクの使用は熱中症に直結する。マウスシールドは品薄で入手は無理そう。手に入るアイテムでの組み合わせをさぐる。夕方、認定NPOやまぼうしの総会。コロナにより3大学の食堂閉鎖他で、2000万をこえる赤字。ウイズコロナを考え、構造改革の具体案を早急に煮詰めることに。あまり重要視しなかった寄付金による基盤整備も課題だ。
12㎜の鋼管ポールを上に這わせた。断熱材に
ウレア防水したパネルにタイル貼りも完了。
ショールーム窓にUIシールド塗布。
紫外線ほぼ100%カット。赤外線50%カット





 


 

 6月27日(金):K特許事務所さん来社。工場稼働に向け、いくつかの技術の特許・実用新案の提出を急ぐ。午後、工場会議。コロナ他で、全く進行状況が変わった経営革新計画の組みなおしを、工場は工場主体で考えるように。これが事業承継でもあることを確認。夜、生活寮グループホームもぐさのミーティング。三密を防ぐために、寺田さんの家で。

  6月28日(土):会社は休日。朝早くから農作業。休みのはずのリムシート担当のO君も出社し、ぶどう棚横の塀際歩道の作成。時間の許す範囲で、玄関横の金木犀の刈込。
30本近いトマトを工場敷地に植えた。最初の収穫
ブラックべりーは、生育が早く手入れがらく。
ジャム等、やまぼうしレシピにともくろむが。








  工場のロボット導入と生産の増強システム稼働に向けて、リムシート販売を具体化するサンプル(モックアップ)の作成をいくつか急いでいる。SDGsを掲げる弊社にとって、加水分解しないリムクイックやリムシートの組み合わせによる防水システムは、屋上等の緑化システムにも直結している。
  コロナウイルによる遠方への外出規制で、ドイトやの園芸用品を売る店は、混雑している。遠方にいかず、自宅や地域を中心とした生活スタイルを大事にすることが、ウイズコロナなら、今後自宅の家屋を防水すれば、そこは果樹・野菜・花類の栽培を楽しむ、緑化スペースを求める人が増えるかもしれない。都のデザインイノベーションの担当者と、昔話した言葉がよみがえる。本来の緑化は、敷地の何%を規制や補助金で縛ることで進める話ではなく、生活や仕事のスペースを彩る楽しみ・安らぎ・健康を裏付ける楽しく有意義な緑化空間創出としてデザインすべきだ。楽しむ緑化技術(植物の特性・育て方・組み合わせ)と知識の普及。緑化デザインと楽しみ方、緑化レシピの普及。

 ロシアでは、永久凍土が解けて土台が傾き、何万トンの重油流出との情報が飛び交う。永久凍土の解凍は、空気中の炭酸ガスの大幅な増加を招く時限爆弾と言われている。もっと、世界中で、SDGsに必死になる必要があると思うのだが、日本を含め、歯がゆいくらいトロイ世界に、自分の国さえよければの価値観を持つ国家間の争いが拍車をかける。

  SDGs推進者の防水屋として、防水の未来をいわせてもらえば、100年は維持できる防水にタイルや緑化を組あわせ、屋上が耐火性能を持ち、バーベキューなどもできる生活空間になることを願う。防水屋の極みともいえる目標は、防水工事が単なる家屋・建築物の雨漏り対策ではなく、緑化を含めた日々の生活の豊かさを彩るスタートに防水工事がなって欲しい。とりあえず30年は維持できる防水層があれば、エコ断熱も含めた防水工事完了後に、タイルを貼り、バーべキューも楽しめ、野菜・花卉・果物の育成・収穫を楽しむ空間の演出が可能だ。あたかも、オーナーと家の設計者が、将来の暮らしをイメージし、家をデザインするように。ウイズコロナの世界は、(SDGsへの思いも含め、)建物の改修工事に生き方のスタイル変化を意識し、防水工事の新たな未来をを演出させてももらえればうれしい。

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