2020年3月29日日曜日

コロナウイルス 危機と真摯さ

  3月23日(月):事務棟北面の工事がほぼ完了した。完了検査で回る、一部手直し。
会計事務所のNさん来社。個人の決算の結果報告。旧日野事務所の借り手がなく、収入は大きく減。その分税金も下がった。夕方、幹部会。M中小企業診断士も入れて、コロナウィルスによる大幅な現場減少、これからさらに増えそることを前提で対策を討議。新しく入った事務員さんたちと共同作業で作るサーバーでの事務インフラ整備なども。

  3月24日(火):朝から事務棟北面の足場解体。足場繋ぎ部のダメ工事で、ACストーンを施工したSさんも来社。工事の歩掛り資料や、互いに気づいた施工所の問題点を検討する。午後には完了。販売会議にて、今後のショールームの計画確認・ホームページ員会にて、今後大型の建築現場が止まるので、個人や管理組会・地元の古い建物にターゲットを絞りこむことを確認。午後、明日の『イチオシ機企業』取材に備えショールームの配置換え。
施工前の写真。漏水も止まるはず。
CAストーンのモデル施工完了。今後凸版さんと売り込み
剥落防止機能や自己消火性あり、古いビルの意匠・性能アップ









  3月25日(水):朝から中小企業振興公社の取材スタッフさん4名来社。動画による放映のためショールームや研修施設・暴露検証スペース・工場を撮影。完了後、1時間強のインタビュー。当社の今後、ホーフ他質問の嵐。『イチオシ企業』とし2分くらいにまとめて放映した動画は、ホームページでも使用可とのこと。
 九州からB社さん来社。今後JRやNEXCOへの営業を協業して展開する。営業会議・職長会と夜8時過ぎまで会議が続く。

  3月26日(木):今後のショールームの展開について計画を立て始める。午後、環境整備(緑化)委員会。今月でやめるSさんから2年間の活動経過と課題を引き継ぎ。長野から引っ越してきて4月から新入社員さんになるT君来社。
会社の入り口にフットサルの所属団体移籍に伴い辞めていく
Tさん、Sさんの記念樹を植えた。桜サークルとしての空間。
植樹の下は、リムシートに変えて、今後防水材の上の緑化研究
検証スペースに予定している。緑化の技術検証・ノウハウ習得
桜は吉野、見送るように2つ花を咲かせた。

  














  3月27日(金):コロナウイルス対策融資について、T信金さん来社。とりあえずの資金借り入れを実行。今後に備える。K特許事務所さんと今後の打ち合わせ。コロナウイルスにより社会は激変のはず。温めてきたいくつかの特許案件も権利取得よりいかに早く実用化するかに切り替える。当社の技術を表に出していくことで工場稼働を速めたほうがいい。午後、工場会議。シートや断熱材・浴室ボードのカッティングマシン導入の検討。要求される性能の絞り込み。1800万はかかりそう。

  3月28日(土):事務所は休み。『世界発信コンペティション』への応募を産技研に進められている。資料の作成に入る。新入社員さんの応募は継続している。近くに住む2級建築士のWさんと面接。当社の紹介と、コロナウイルス騒ぎで今後2年は厳しい経済状況の中でのチャレンジであることを説明、ボーナス他厳しい状況は理解してもらう。
桜の根本にサークル。桜は45Lの植木鉢で根を拘束
3月29日、大雪警報。昨日は20度近い晴れ








 国内でのコロナウイルス感染者が1700人を超えた。東京都は土日の外出を控えてとの、都知事要請。今後の患者数の増加次第では、首都圏の閉鎖も現実味を帯びてきた。リーマンショック時の5倍近いダメージとのうわさも飛び交う。
 万が一外出が禁止されたとき、給与の振り込み・振込金額の査定他準備も必要かもしれない、それすらもできない場合の対策はなど手を打つ必要がある。

 長期的な対策も想定する。現場での仕事が稼働させることができない場合はどうするか?成り行きに任せざるを得ない課題と、自分たちで立ち向かいチャレンジ可能な課題の仕分け。正念場はこれからなのだが、打てる手はいくつかある。ただ、すべては借入金。いい加減なモラルしか共有できない社員さんと、まじめな社員さんとの軋轢は表面化するかもしれない。ドラッカーの言葉ではないが、連携の最後の絆は、真摯さの一言に尽きる。会社のインフラ整備の合言葉的課題の仕分けは、ドラッカーから持ってきている。1:目標・2:組織・3:コミュニケーション・4:評価測定・5:課題解決能力、そして真摯さ。

 
  

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