2018年8月12日日曜日

真夏の夜の夢

     8月6日(月):8月末には、パートナーカンパニーの人を中心に、リムシートの施工研修に向けた勉強会を定例化したい。とりあえず、浴室とベランダの研修所での勉強会の稼働に向けて計画。現在、1液タイプの接着剤・シーリング材が絞りこめていない。やっとできた研究スペースで、候補になっている材料の基礎実験。盆休みのさなか、協力してくれる職長さんと、リムシート工法のテスト施工予定。棚の作成と材料の確認作業。

  8月7日(火):自分にかけてあるソニー生命の保険切り替えに向け、生命保険会社の女医さんが来社。1時間以上をかけ、心電図他の診察を受ける。血圧が少し高めとかで、何回か再測定。他は異常なしか?健康診断と人間ドックの勧めを受ける。反省。
 午後、都の異業種交流会、たまたまねっと27の勉強会。今回は、39ジャパンの社長さん(40代)に来ていただき、自社の試みについて語っていただき、討論会。なんとなく、昔の多摩防水(自社)を思い出し、いくつか質問。完了後、立川のビストロこずで、懇親会。
8月11日。大和田橋近くの歩道横に。
初めて動画を挿入してみる。
浅川にかかる大和田橋。昭和20年8月2日。
B29空襲による焼夷弾の弾痕あり。














  8月8日(水):幸い、台風は南寄りを抜け、大した被害なし。昨日の天気予報で、明け方台風13号の直撃が予想され、幹部関係以外の社員さんは、今日は休み体制を組んだ。
  朝、楓設計のKさん来社。古い工場のため、昔は合法でも、今の法律に合っているわけではない部分がある。現在の法律に合わせた場合、不具合になる部分の洗い出しをお願いしている。できるだけ、今のルールに合わせても問題ない形への、妥協点を探る。現在の問題点の確認。工場の認可も何とか10月にはおりそうだが、ずいぶん時間がかかっている。
 午後、今月22日の5か年計画作成に向けた営業会議。営業としての今後の展開予定がないと、工場の生産計画が立たない。経理が変わり、何とか見えてきた予算の組み立ての延長上に、しっかりした計画を創りたい。

  8月9日(木):ベランダ研修スペースのベランダの練習台、不陸調整がいまいちのため、再度モルタルにて、薄塗をかける。合間を見て、引っ越し祝いにいただいた20数鉢の胡蝶蘭の植え替え。気が付いたら、11時2分を過ぎ、長崎原爆の黙祷時間を忘れていた。
 午後、銀行関連の住所変更届。夕方、認定NPOやまぼうしの理事会。
胡蝶蘭を植え替える。20数鉢。
水耕栽培による育成。意外とたくましい。

離型剤を塗り、午後土砂降りになった。
雨が上がり、撮影。水勾配の取れていない
部分が水溜りとなる。




  8月10日(金):風間不動産のTさん来社。午後、お盆のリムシート施工実験に向け、材料の確認。遅ればせながら、お盆の実験施工スケジュール表の作成へ。

  8月11日(土):職長さんのトップのM君と二人、ベランダ練習架台にケレンと離型剤塗り。午後は浴室の練習架台にテスト施工。そとは、土砂降りの雨に。施工しながら、改良点と問題点の洗い出し。月曜日は、反省点を改良し、2回目のテスト施工へ。何とか、お盆が終わるまでに、改良した施工要領書の原型をつくりたい。

南に面した休憩所の横に育つパパイヤ
とミニバナバ。パパイヤは1m近くになった
3か月近く経った胡蝶蘭。まだ2鉢が事務所を彩る








 



 台風14号の話題、15号の卵発生と今年は当たり年か?雨も1時間雨量が半端ではない。お盆近い今も、晴れれば35度を超えた毎日が続く。
  八王子の工場に引っ越した記念に(?)、実のついたブドウの苗1本、ミニバナナの木1本、パパイヤの苗2本を買った。1000円ちょっとのバナナ・700円近辺のパパイヤ。ブドウは色づき始めた。パパイヤとバナナは10数㎝の苗が、今は50㎝から1mくらいの背丈になった。3か月たった胡蝶蘭はほぼ花が散り、対照的だ。次世代への贈り物として、工場の緑化計画を真剣に考えている。工場の採算性の見通しが立ってからにしたらと言われそうだが、秘かに計画中だ。果物の木や野菜など、農家でしか?味わえない季節との会話の欠如は、この国の不幸の一つと思っている。感性は、与えられるものではない。触れることで感じながら育てられる。豊富な自然に包まれる子供たちの生活は、次世代を彩る夢のひとつだ。

  リムシートやリムクイックの研修所を作るにあたり、スポーツの試合に挑む選手のように、施工工法の組み立てをシュミレーションする。真夏の夜の暑ぐるしさに夜目覚め、ふと考え出すと時間を忘れいくつものパターンを追いかける。防水工事をするビル屋上の温度は40度を超える。そして、屋上表面の温度は60度を超える。そんな作業環境の中、首に日射によるやけどを負う環境で作業する社員さん達。工場で多くの工程を完了させ、現場工程を少なくした防水工法の実現は、衣食住の住を守る立場を生業とする僕らにとって、今後死活問題の課題になる。解決方法の完成を、真夏の夜の夢で終わらせるわけにはいかない。

  

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