12月26日(火):年末メール配信。個別ミーティングはFさん。K
ビルの改修打ち合わせ資料の作成。
12月27日(水):研究所にて、工場機器の配置問題点と、優先順位について打ち合わせ。午後、都内にて改修工事打ち合わせ。帰社後、営業会議。夜、職長会。来年の工場移転の準備と、役割分担と留意点について。
新宿の超高層ビル 20Fから西を。富士山がかすんで見える。 |
12月28日(木):朝、Yエンジニアリングより年末の挨拶。ついでに?工場の機器配置の課題について。当社2名を加え4名にて打ち合わせに。午後、産技研にて工場の使い方や今後の課題をMさん達と話す。行政を含め海外も今までと大きく流れが変ることを感じる。
12月29日(金):次期社長のMと開発所。改修工事打ち合わせ用のモックアップ作成準備。図面を集め作成図。午後、材料の買い出しへ。大まかなカットをして1日が終わる。次の一年の課題と昔話をしながら。
夜、グループホームもぐさのミーティング。
開発所の壁にポスター。来年の建築建材展 工場展開に向け、社員募集の張り紙も。 |
説明用のモックアップ。1m近い 幅。mm単位の仕上げへ |
12月30日(土):カットした部材を組み立てる。「開発所だけあり、道具がよく揃っているね」とM。「これなら、若い衆も一緒のほうが勉強になるのに、もったいない。」 「おいおい、正月休みだよ」等、さすがに職人の二人、作業は無駄なく進む。接着材の乾燥が遅く、おおまかな組み立てで1日が終わる。
12月31日(日):大まかな形をmm単位の修正作業。仕上げの塗装は乾燥が遅い。外は曇りで時々小雨。室内作業で立体的モックアップ。底面になる部位は明日の作業に。「事務所の机廻りを片づけたかったのに」…Mの独り言。大晦日はどこ吹く風で今年も終わる。
大晦日の実感は皆無だが、時代の急激な変化の予感は、実感へと変わった。
職長会での話は、会社の大きな変換期の説明。『今までは、何かあったら社長に言えばいい時代でした。これからは社長は(極論すれば、)何もしません。皆さんがやるのを後ろで見ています。困ったら解決策の相談には乗りますが』。どれほど自分のこととしてとらえてくれたか?
北朝鮮の木造船ではないが、今までは30人規模の会社ならルールや組織図による指揮系統はなくとも、何とか会社機能を維持できた。職人さんの集合体としての会社で、皆の信頼関係で乗り切れた。5カ年計画では、この数年で70人以上の会社になる。工事店から、工場やメーカーとしても動き出す。会社として意思疎通のネットワークは、信頼できる社員さんに支えられる。今いる人が核になり、望ましい社風形成が必須になる。
大分前から、『多摩地区でナンバー1の防水会社として、事業継承をする』と約束してきた。木造船から外海に出ることができる船に変える。そのためには組織の一員として、自分の役割を『社長なら自分の立場でどう考えるか?』をベースに組み立てて欲しいのだが。組織が変る。変わっていく社員でいて欲しい。‥‥あれやこれやで、今年も終わる。
来年は戊戌【つちのえいぬ】:新たに芽生えた意味や価値が、大きく成長する年とあるのだが。今まで作りあげてきたものが、工場やメーカーとして、新たな豊な人間関係の基盤として、大きく育つことを祈りたい。
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