2017年6月4日日曜日

2017建築再生展

    5月29日(月):展示会のモックアップ作成はほぼ完了。リムシートとリムクイックの8年間の研究と実践の流れを、説明用小冊子にまとめ直す。思えば遠くへ来たものだと、ふと思う。防水工法革新を通じた経営革新計画を東京都に承認され、あれから8年間たった。ここまでたどり着くのに、多くの人に支えられ、実証施工の繰り返しだった。
桜が丘公園近くの民家近くの植え込み
紫陽花、6月を実感。一年の半分か









  5月30日(火):車2台と5人で、展示場に展示物を運び込む。今回は、映像が中心。プロジェクターにてインパクトある映像を流し、個別の防水工法説明用パソコンが3台。屋上防水20年保証システムのリムクイック工法に1台のパソコン。厨房と浴室の短期防水改修工法で2台のパソコン。触っていただく説明用サンプルとモックアップを並べる。
プロジェクターでインパクトある動画を大きく映し出す。客引きのコンパニオンさん不在
写真の映像は、当社の防水材が延焼しにくいことを、プレゼンしている。表面の保護材
(トップコート)もほぼ不燃化ができた。新潟で強風により火災が広がった記憶は新しい

  5月31日(水):展示会会場内で防水に関するセミナーも行われている。ほとんど見る暇はないが合間を見て覗いてみる。塗膜防水業界の理論的リーダー田中先生の講話は、防水材の厚み管理について。厚みがないと防水層にすぐ不具合が発生することを、理論的に説明。
 午後、鹿島建設の部長さんたちが来てくれる。新しい技術として、所長さん達の会合で紹介の時間をとっていただくことになった。下地が濡れていても施工できるこの防水工法は、ほとんど知られていない。また、短時間で大面積を防水できる超速硬化ウレタンスプレーも認知度は少ない。今後リニューアル工事が増えるので、周知する必要があると判断していただいた。

栗の花。独特の匂いが道を覆う
6月1日(木):URの団地の浴室防水を関東で一番多く施工している会社社長のTさんが、忙しい仕事の合間を縫ってきてくれる。浴室の壁面改修の4パターンを見ながら、賃貸しは安く、オーナーさんが個人に移った浴室は、断熱タイプで結露防止対策必要と話が弾む。施工も予算次第ででどこまでやるかなど話し込んだ。団地に住む理事さん達もおいでいただき、団地の浴室改修の選択肢の一つに考えたいと言っていただく。具体的な関係が広がり有難い。

  6月2日(金):セミナーで講演されていた田中先生に、当社の厚み管理について説明。人手不足対策だけでなくと建物の寿命は延ばさねばならない。厚み管理をして施工することは時代の流れとのこと。当社の工法は、ロボットで厚み管理した防水シートを作成、工場にて3/4の防水工程を完了させる。時代に即した工法と実感。最終日は来場者が多いので立ちっぱなし。今回は、専門家と実際に防水で困った方の打ち合わせが多く、充実した展示会となった。

  6月3日(土):工法開発所の今後の進め方について打ち合わせ。昨日の整理と、工場予定地の外構工事・建物の内部収まりについて打ち合わせ。東京都に提出する書類を検討。夜、新人さん2名の歓迎会を、職長会として聖蹟桜ケ丘駅近くのお店で開催。

 展示会受付の机に、『これから、工場での量産システムを作る準備に入ります。一緒にやれる施工業者さん募集です。また、施工技術者育成に向け、実技実習現場の募集にはいります。リーズナブルな価格にて対応させていただきますので、浴室防水を更新する予定の方は、お声がけください』の張り紙。・・・・ホームページも一新し、メーカーとしての道を進める。

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