2017年1月29日日曜日

抜本塞源(その2) 困難な時代だからこそ

   1月23日(月):東京都中小企業振興公社のTさん来社。一昨年前デザインイノベーションでお世話になった方。その後、当社と連携させていただいた大学とのパイプがどんどん大きくなったことを報告。Tサンからは、今後の企業間の連携の仕方・方法についてどう思うかの質問。当社スタッフも交え、2時間近い話し込みになった。夕方、浦和にて浴室改修関連の打ち合わせと新年会。今後の進め方を4時間近く話す。

昭島クジラ公園横の多摩川。勝手にクジラ岩と命名。周りの石に比べ苔むした岩。
コンクリートかと?よく見るとこの近辺は粘土質の砂岩(?)が川底全体を構成。
上流から流れきた砂利や岩に目が行き、この辺の地形全体の構成に目がいかない。
抜本塞源;意味は異なるが、川全体はこの岩が川底を形成していた。全体を見ないと
根っこある問題点が見えてこず、根本的な手が打てない時がある。

  1月24日(火):労務士さんと打ち合わせ。何度かの話合いで、当社の勤務・給与規定が、建築工事屋としての勤務スタイルに合っていないのが理解できた。勧めに従い規約改正の検討に入る。タイムカード制から、日報中心のシステム作りを。夕方、NPOやまぼうしの職員研修会。NPOの原点(歴史)の確認と、虐待防止・権利擁護研修報告・業務改善課題の取り組みについて。情報共有のためのサーバー導入の説明。完了後、理事会。

  1月25日(水):営業会議のはずが、全員がそろわない。在籍したスタッフのみで、問題点の整理。研究所打ち合わせ。研修センター。夕方、新規スタートのK建設現場の受注体制打ち合わせ。7時から職長会。職長会後、個別ミーティング。言い訳になるが、個々の現場の状況把握をすべてできる状況に当社の経営者はなっていない。現場担当者の協力が不可欠だ。疑問と不満は自分が社員として向かい合ってくれれば解決するかもしれないことを説得。個々の疑問・大変さを伝え、考える職長会を。

  1月26日(木):会社の進路が明確になり、情報が共有され皆が寄り添い始めると、身勝手に動く人たちが目立ち始める。やり玉にあがりやめざるを得ない状況に陥る前に手を打つ必要がある。個別ミーティングが急がれる。打ち合わせに向け、業務の担当者からだされた仕訳表を一日かけて整理。現在の業務内容と、抜け落ちている責任者不在部分の確認作業へ向け、一斉配信。

  1月27日(金):17日の浴室改修のテスト施工のまとめを研究所にて。一応、多摩防水水技研としての浴室改修仕様が固まる。午後、Tさんの紹介でK化学産業から来社。浴室壁面の仕上げについて提案を受ける。トイレ・キッチン・浴室の改修工事技術の提供をお願いする。夕方、K駐車場のキックオフミーティング。去年の施工を引き継ぐので工法は同じだが、検査と定例打ち合わせの確認。夜、生活寮もぐさのミーティング。

  1月28日(土):某現場の施工要領書の確認。メーカーとしてスタートする当社の初めての本格的な現場。関係者の皆様、お疲れ様です。完了後、研修センターで合同異業種交流会のプレゼンサンプル作成。

大栗川河原にて。物思い?、待ち人?
プレゼン用の資料を。見てもらい・触ってもらい。









  

  毎日が駆け足で過ぎていく。一人では何もできないが多くの人が寄り添えば、多くのことが可能だ。そのためのルールがいくつかあるだろう。情報を公開すること。目的と方針を共有すること。向かい合いうとき辻褄合わせでなく、うそをつかず真摯であること。長い付き合いなら年月は偽りをそぎ落とす。嘘はいつかばれる。人間性の話だ。真摯に向かい合う関係なら、失敗は笑って許せる。解決策に向け一緒に対策を練るだけのこと。

  抜本塞源:本来の意味で、大きな間違いは根から抜き取り、災いの流出する源を塞ぐしかない。それがわかるには、年月と真摯な向かい合う姿勢が必要と思う。曲がり角の建築業界。立っている場所(居場所)の確認。向かうべき明日の方向性が問われている。

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