8月30日(火):台風10号、北海道へ。月一度の会計事務所とのうちあわせ。夕方、S大学のM先生と防水に関しての打合せ。今後の実験や検証工事のすすめ方について助言を頂く。
9月3日雨の合間のジョギング。大栗側左岸。朝晩は秋めいて。 |
9月1日(木):震災記念日。朝、事務。午後、都立産業技術研究センター本部。合同異業種交流会の2月開催に向け、約20人で打ち合わせ。『交流から協働へ』という、テーマは決まったが、関心のあるテーマ毎に分科を作り話合う。話し合いの効率的な(実り多い)進め方が決まらない。・・・・・再度世話役さんで打ち合わせ、再度会合を持つことになった。・・・・帰り道、同行していたFさんの車で送って頂くことになり、前後含め、約2時間の打合せと、よもやま話。
Fさんは、当社工法検証のための検査機作成について、相談に乗って頂いている。前回、試作機のプレゼンをして頂いた。その時の彼の感想。
大きな会社にいた方たちは、石橋を叩いて渡る。ものになる(売れて採算が合う )と確信が持てるものしか手を出さない。僕ら、中小企業の責任者は、それが世の中に必要なものと自分が思うのなら、チャレンジする。どうして成功させるかが問題で、出来ない理由を探すことに時間を裂くのは?
中小企業の責任者は、自社の財布を覗きながら、切り詰め必要な時間と経費を捻出、失敗してもそれを勉強(失敗は成功の母?)と、次の糧にする。僕より、機器の開発に注がれた時間と努力が圧倒的に多いFさん。頭がさがる。
9月2日(金):客先K建設の安全パトロール。バスで、都内と多摩地区の2現場へ。人通りの激しい渋谷区の現場と、橋脚の耐震補強工事(山の中)。対称的な現場だ。パトロールの後、法定福利費の話になる。社会保険や、厚生年金に入らない現場労働者は、来年11月から現場で働くことは出来なくなる。整合性が整っていると思えないこの制度は、若い現場労働者の未来を守り、反面一部の労働者を、現場から追い出すことになる。
内部。外壁からの漏水でシミだらけ |
コンクリートの「中性化」が進み、鉄筋が錆、爆裂 |
屋上の機械室。防水の下地処理がほぼ完了 |
サッシ廻りの防水(シール)を撤去。 |
シールの厚みは、規定10mm以上だが。5mm?20年以上前の防水材は未だに弾性に満ち防水能力が残ってている。施工が完全であれば、部位によっては、まだ防水は生きているはず。 |
築後、40年に満たないはずの建物は、とてもそう思えないほど傷んでいる。
社員さんに、コンクリートやシーリング材の具体的な劣化の実例として説明。古いコンクリートのかけらを使いながら、新しい当社開発の材料で、短時間で補修できる材料・工法の説明も。
夕方6時、同業者社員さん、奥さん(41歳)の通夜。・・・・合掌。
台風12号。九州へ向かう。時速10K。長時間の雨にならなければいいが。
10号の岩手・北海道の被害を、今日もテレビが追っている。
温暖化と一言で片付けられない。集中豪雨と竜巻を伴う風。確実に変わっていく気象の変化に、建物を守る技術と対策は追いつくか?準備は遅遅としてて進んでいない。そして震災対策も。
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