2016年9月18日日曜日

一期一会Ⅱ 支え合う 支える猛者になりうるか? 

    この一年を振り返る。近年になく人の移動(入社・退社)が多い。管理不行き届き?気遣い不足。反省すべきことは何か?
  建築業界は怒涛の曲がり角で、受注環境が大きく変化している。文字通り生き残りを賭けた模索が続く。変わらなければ生き残れない。脅迫概念に近い。変わるために新入社員(戦力・新しい血)を求めるが、不協和音も生む。

  不協和音の一つに、考え方の差がある。大企業で生きてきた人もいれば、職人さん育ちも。大きな企業で働いてきた人は、組織としての規律のなさと決定システムのいい加減さに戸惑い、指示待ち症候群になる。うまくいかなのは組織のせいだ。家内工業から積み上げられた組織の歴史と習慣を理解しろというのは無理かも。資産もなく金もなく。生きていくための仕事ありきの当社では、ルールや職場環境の整備は後追いになっている。
   なけなしのその日ぐらしが一方にあり、そんな会社をどう作りかえるかが問題とする社員さんと、すべてが整ったなかで生きてきた人達とでは、折り合うのに時間がかかる。『・・・・・今のままでは駄目ですか?』 立ち止まり変わりたくない人もいる。なければ作りながらの小さな会社。どう問題に向う?他社との競争に血道を上げながら走り回る社員さんと、合間合間の会議の連続。

  はっきりしているのは、立止り話し合っている時間はない。一緒に仕事をやりながら理解しあう努力。共にやりながらしか生まれない信頼の創出。人のせいにし言われたことしかやらないアルバイト的な働き方から、社員・メンバーの一員とし不具合を改良・改善する努力。情報の公開と連携。

 中小企業の利点、頑張ればすぐ組織の中心メンバーになれるテリトリーの狭さ。考えようによっては、前向きなら此処はパラダイス?。

雨の中秋の名月から2日後の17日。
月が綺麗ですね。一言彼女に送ろう。
事務所の横の花壇に一輪の曼珠沙華。
もうすぐ多摩川の土手は赤い曼珠沙華が乱舞。







 

   
   9月12日(月):今週のテーマ。15年保証の防水工法。先日の機械室の防水工事写真を整理しながら、工法組み立ての打合せスケジュール作り、連絡。

   9月13日(火):工事完了の報告をしに平山台へ。午後、たまたまネット27の定例会。今までを振リかえり今後について。会計事務所のEさんを囲み勉強会。その後、立川にて懇親会。

  9月14日(水):研究所にてY建築士と、15年保証の再打ち合わせ。午後、OEMについて、関連会社と。夕方、営業会議。

  9月15日(木):15年保証の工法資料の作成。午後、会計事務所と決算数字の整理。20年以上付き合ってもらった会計事務所だが、売上が増え、家計簿の整理段階から、管理会計へと移行する。そのための会計事務所の変更だがよく面倒を見てくれた。
  新しい会計事務所の責任者の一言。御社が店頭公開まで行きましたら、私共も次の会計事務所に引き継ぎます。規模に応じたシステムは不可欠です。

  9月16日(金):研究所に型屋さん。依頼事項の答えと提案。2年前までは工法の学習会を毎月研究所にて一緒に行っていた。守秘義務契約の締結と、工場ができるまではと、東京都に勧められストップしていたのだが、此処で再開。15年保証の工法の具体化には、実際施工する会社とのすり合わせ、現場での検証が不可欠だ。実際の施工に向け、一緒にテスト施工をくリ返す。

  9月17日(土):書類の整理。メール整理。午後、遅れて認定NPOやまぼうしのバーベキューへ。遅れたため、バーベキューの残りわずか。一緒に数人の人とこれからのやまぼうしについて。大勢でワイワイと笑顔。大事な時間と思いながらも、心亡くした、多忙さを選択している人でなしの僕。

いけー。恒例?のスイカわり。貴重な笑顔に囲まれた時間。この笑顔も、多くの企画・
実行する人と、場所を提供する人達に支えられている。支える猛者になりえているか?
共有するひと時に,自問する誰かがいる。
来週はまた一人会社を去る。来るものは拒まず。去るものは追わず。一期一会と、神(かん)ながら。迷いながら今日も過ぎる。

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