2016年5月1日日曜日

南相馬・仮設住宅点検行脚で思うこと


    4月25日(月):午前中、新しい社員さんを研究所・研修所へ。会社紹介。午後、コスミック工業会の講習会。新宿にて。ダイフレックスの材料説明。関連ディーラーの製品紹介。終了後、参加者一部で懇親会。

  4月26日(火):朝から4名で、八王子平和の家へ。漏水中の浴槽の現調と対策の打ち合わせ。築30年に近い建物。寮生が毎日使用中の浴槽を防水依頼。2日間の工期で可能か?浴槽のタイル落下、浮き、ひび割れ。そして漏水。通常、タイル撤去から始まり、14日間は必要なのだが。

  4月27日(水):午前中、営業会議。夕方会計事務所から、月次決算の報告。夜、職長会。

  4月28日(木):浴室防水補修工事・ワンディ工法の工程時間を明示して欲しいとJS関係者から。テスト施工を再度しながら作成。防水だけなら6時間ぐらいで完了できるはず。浴室改修用の施工アイテムのテスト品完成。夕方,来ていただいた、たまたまねっと27のOさんに説明。試作品の依頼。

  4月29日(金):熊本は相変わらす地震が続く。仮設住宅の話が報道されている。南相馬で防水を担当した仮設住宅も、もうすぐ5年になる。連休を利用し、これからも使うのなら、点検したい。当時の地元ゼネコン担当者と連携し南相馬へ向かう。連休初日、大渋滞。東北道は事故が2件。二本松で通行止め。二本松で高速を降り、安達太良山手前の岳温泉に一泊。千恵子の育った地。

抜けるような空の青さ。本当の空かも。
高村光太郎の智恵子抄・『あどけない話』の空。

4月30日(土):二本松から川俣を経て飯館村。そして南相馬へ。

飯館村に入ると除染した土の黒い袋が道路沿いに並ぶ。
待ち合わせた地元のゼネコンN社のSさんと合流。Sさんは、肩書が専務取締役、建設事業本部長に。駐車台数から見ると、残っている方は、1/5くらい?住んでいる方に断り屋根の防水点検へ。

  屋根は水勾配が少なく、水が溜まりやすい。このため、トップコート強烈な紫外線の影響もあり、かなり傷んでいる。水が溜まりにくい場所は、去年完了した防水のように綺麗だ。動きの激しい部分を、押して防水ゴムの物性を確認して歩く。ほとんど問題はなさそう。金属屋根の鉄板の上で、激しい動きに耐えている。3年間どころか、5年間が過ぎ、すんでいる方々もまばらになっていく中,防水屋としては、なんとか任務が完了した気がして嬉しい。
  熊本では、これから仮設住宅の建設が始まるとか。此処には、5年間過ぎ、任務を果たした住宅と設備機器が並んでいる。まだまだ使えるよね。地震大国・津波大国ニッポン。使い回しができる形で、移動可能な仮設住宅の提案が、これからなされればいいと思う。県ごとに一定の仮設住宅を準備し保管、融通しあう体制は?


Sさんと話す。浜通りを含め、まだまだ工事は順調とは言えないとのこと。メールでの情報交換を約束し、気になっていた海岸線へ。
整地が完了るのはいつなのか?工事の目的は共有されているか?計画の見える化は?

延々と続く工事途上の風景
海岸線経廻り込む。多くが工事途中
  









 南相馬から浪江・双葉を通り常磐富岡ICへ。帰宅制限区域を通り常磐道へ抜ける。周囲は、立ち入禁止をのバリケードと検問の人達。立ち入り禁止区域は、5年間の雑草と無人の家々。放射能数値の表示。これほどの失敗と後悔が目の前に提示されても、固執される原発とは何者? 

帰宅制限区域の表示・警備の人達も多い。
バリケードの中、雑草と荒れた無人家屋が。

  5月1日(日):小名浜から日立・大洗海岸を走り、首都高へ。東京に住む私。福島も熊本も遠くの地。自分達のいる場所で、連携できる実感の希薄なこと。

                                                    
時々放射能レベルの表示。常磐道新設のサービスエリアにも表示あり。サービスエリアの手洗いは、優れもの。水栓蛇口が風乾用の設備も兼ねている。



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