2016年1月17日日曜日

新しい防水工法と防水保証10年の壁

  1/12(火):八王子研究所にて、URの担当者の方3名と清瀬でのテスト施工前の打ち合わせ。要望に合わせ、改良した点を見ていただく。更に、幾つかの要望をプラスされた。

  1/13(水):この冬一番の冷え込み。明け方のジョギングは、ネックウォーマーや毛糸の帽子、手袋までフル装備。橋の欄干は暗闇の中、霜がキラキラ光り幻想的なくらい綺麗だ。足元も滑りやすい。
 午前、事務所にて営業会議と経営企画会議。今期の課題について話し合う。多忙なため、参加者は2/3。午後、計画中の駐車場防水改修工事の案件につき、関係者と協議。施工する建物はできてかなりの年月を経ており劣化がすすんでいる。改修工事のやり方について、テスト施工もしながら、検討を重ねてきた。技術的にはトップのメーカーも加わりメーカーの10年保証は出ないがこれなら大丈夫だろうと思われる工法を提案した。細かい気配りと施工管理が必要でそれなりの金額が必要。しかし、相見積もりが取られ、遥かに安い施工業者とメーカーが参入してきた。しかも、10年保証を出すという。‥‥客先に迷惑をかけるわけには行かない。今までのテスト施工の問題点をオープンにして、本当に可能なのか相見積業者・メーカーに質問した。‥‥やはりそこまで気遣うならと見積もり金額が跳ね上がる。だが、10年保証は出せるという。出せるメーカーが勝ちだ。

  1/14(木):午後、某防水工法の技術研究会。2年近くかけ実験を繰返せし検討してきた製品を、この1年で、現場でのテスト施工・カタログ化をすすめる。

  1/15(金):研究所にて打ち合わせ。今日は塩ビシートなど、貼りもの(壁紙やフロア)を生業にしている同業者に来てもらい、研究所スタッフに施工の仕方を教えてもらう。シーリングや塗り物はそれなりに得意だが、貼りものは素人。リムシートを世に出すには、塩ビシートなどを生業にする業者さんと組まねばならない。施工する道具もまるで違う。『俺らより、10倍早くて綺麗だ』感心しながらみせてもらった。連携は力なり。高強度の防水材の組み合わせで、リムシート工法はまず15年保証を目指す。

 1/16(土):地元の中学から、会社見学。法律の規制で、16歳だと足場に乗って作業できない。平場の仕事‥塗膜防水のビデオを見てもらい、永福町の現場見学。その後、研究所の見学。パートナーカンパニーのある会社は、中学卒の16歳以上を積極的に入れている。入社しても、ほとんどの人が一度やめるが、再入社の希望者も多いという。見習おう。そうでなくても、建設業は若者に人気がない。きつい・汚い・危険(プラス給与が安い)・・・いわゆる3Kの代表格だ。・・・改善のための研究所であり、リムシート工法だが。
   
今年はじめてトレイルラン。5時半スタート。6時半、夜が明け始めた桜ヶ丘公園内。ここではないが1月始めに紅葉した落葉、アメリカ楓に驚いた。綺麗な紅葉が繁っていた。落葉を見て安心。

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