2015年6月24日水曜日

職長会.の話題

 多摩防水技研(私の会社)では、月に一度職長会を開きます。職長というのは、建築現場等工事現場で働く人の頭に立つ人で、現場(担当した工事現場)では、法律的には会社の社長代理としての権限を持ち、工事の指揮をとる人です。…多人数ではいる現場もあれば、1人分の仕事しかない現場もありますが、現場に責任者として入る以上職長としての、トレーニングをつみ、技術を持ち、職長としての資格(職長教育)も持っています。その人たちのための情報交換と、共育(教育)の場が職長会です。

 仕事が終わり集まりますので、夕方7時からスタートで、できるだけ1時間ぐらいで切り上げます。今日の出席22名。夜勤の人達もいて,全員集まることはまれです。今日は、今期の社員募集について説明が総務よりありました。今期は、高卒・大卒に加え、中卒も募集予定とのこと。

 最後に時間の余裕があったので、一言を求められました。私からの質問。社員さんを選ぶに当たり、皆はどんな社員さんを入れて欲しいですか?…答え…① 元気な人 ②前向きな考えの人  ③優しい人。
 カーネギーメロン大学の研究結果の記事を見ていたこともあり、スマホを見せながら、話しました。一番大事な選択基準、誠実さと謙虚さ。倫理観の低い人がリーダーになると、周りの人や組織に悪影響を与える。倫理観の低い人の採用や昇進は避けること。・・・対社会的な責任感も希薄になります。
 我社の今年のスローガンは、「自助・共助・公助」です。元気で、前向きな人達が入ってくると自分から努力してくれます・・・・自助。優しい人は周りに気遣い高めあう努力をします・・・・共助。職長会は、共助の最たるものです。そこで話され、決められたことをサポートする責任(公助)は、会社にあります。

昨日手にした本。組織や、NPOやまぼうしについて考えさせられます。採算性・責任・仕事の原点とおおらかさについて。自分で作る、元気な人が組織には必要なのですが?悪茄子になってしまう人も、実に多くの組織に見られます。

悪茄子が咲き始めました。これからの時期、花が少ない多摩川の土手を、ずいぶん長い期間彩ります。可憐にきれいで、しぶとい、いろいろ考えさせられる花です。園芸学部「農学部」卒の僕としては、あまり歓迎したくない花です。

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