10月5日(月):守秘義務契約提携先のA社に、断熱材の用途に関する実験の経過報告を整理して送信。午後、多摩信の価値創造事業部主催のPPPについてのZOOMによる講演会に参加。夕方、幹部会。
10月6日(火):K社より、防水劣化診断をK社としマニュアルを作成したいので、基本的な知識を得るための勉強会をしたいとの申し入れ。講習用の、資料作成。午後、八王子商工会の漏水調査。50数年経過し、漏水が始まっている。何回か補修工事を重ねてあるが、躯体の補修をせずに、上に防水材を塗るだけの工法を繰り返してあるため、躯体(コンクリート)本体の劣化が進んでいる。構造自体はしっかりしているので、うまく手を入れていけば、30年はまだ大丈夫に見える。
10月10日床の研磨完了・壁面もガイナ塗布中 |
工場のリニューアルが進んでいる。床の研磨 |
10月7日(水):工場会議。メーカーとして稼働するために、サーバーに入れる情報を、もっと効率よく整理整頓するために、更に書類・表等のフォーマット化を進めるための検討を依頼。午後、K電鉄・K建設の技術者の方5名と防水材の劣化について勉強会。弊社の実証試験もテスト中の現地にて説明。雨の中、傘をさし実験中のサンプル前から皆動かない。説明や質問。2時間近い雨の中での問答。ショールームで建物の延命のためのノウハウ技術も、たくさんの質問。勉強会終了の5時半になっても終わらす、場所を変え食事しながら9時近くまで。現場で実際の課題に面している人達は、やっぱり現実的ですごい。
10月8日(木):八王子健康センターにて健診。夕方、災害防止協議会。ほとんどのパートナーカンパニーの方には、書類送付にて協議会をすませ、今後会社の協力会幹部候補の約10社のみでの会合。コロナ対策もあり、大人数での会合はできない。やっと、メーカーとして具体的に動き出すことを説明。協力依頼。
10月9日(金):日本政策金融公庫さんの担当者が変わるということで、2名での来社。台風14号の影響であいにくの雨。ショールームは見ていただき、経営革新企業をして現在の取り組み状況を説明。午後、もうすぐ定年になるHさん来社。弊社の現況と、もし定年後弊社に来ていただけるとしたら、何ができるかご検討いただく。
10月10日(土):台風14号はコースを若干南に。三宅島・八丈島が特別警戒警報発令中。工場のリニューアル工事はだいぶ進んでいる。月曜日に、カット機の納品会社にサンプルカットをしていただく。サンプルの図面を起こす。会社玄関の金木犀、昨年も台風で花が散った。今年は雨台風で金色の小さな十字の花が、地面に岐路い模様を描く。
会社が単なる工事店から、メーカーとしても機能し始める。多くの課題だらけ。資金が豊富でない現状で、社員さんも増やさねばならない。メーカーとして機能するためには、多くの事務機能を含めインフラ整備も必要だ。
八王子に引っ越してきて、八王子の風土が多摩市と違い、人間関係が濃いことに気づく。八王子祭りのように、歴史が作る人の輪の濃さと郷土を大事にしたいという意識の差なのだろう。ローカルファーストは、悪いことではない。地域の繋がりが無ければ、自助・共助・公助の『災害に強い街づくりは』は不可能だ。誰でもが住みたい街は、ローカルファーストの先にある。自分達だけがいいというローカルファーストではない。自分達を大事にする先に、大事にできる東京があり、日本があり、世界があり、SDGsの世界ありと言いたいだけだ。
1社だけではできない。多くの人の輪があって、初めて可能だ。支えていただいている方々に感謝。リーダー的社員さんは、その大事さを少しづつ認識し始めている気がする。地域に根付くこと。地域に貢献する人の輪の一画になることを意識すること。それが、自分たちの会社を豊かにすることに直結していることを、当たり前のように考えることができるまで、会社の人間関係の豊穣さもあり得ない。
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