10月1日:江南コースのショートホール 1角に赤い実か花か?始めてみる花か実 |
二つの池越え16番ホール。 すっかり秋めいた穏やかな日 |
9月26日(火):グレーチング枠の試作品、さらに改造案浮上。再検討へ。ネットにて、類似品の検索。明日の営業会議準備。
9月27日(水):研究所にてカタログ他打ち合わせ。午後、営業会議。夕方、会計事務所にて決算うち合わせ。
今期より、決算の仕方を大企業並みにする方針になった。決算末日にてすべてを切り、中小企業に多い利益調整を全くしない。このため、今期は赤字になるが体力的には問題ないので、補助金や公的資金を受け易クリアな会計処理になる。想えば、この31年すべて黒字決算ということ自体が異常ということか。
9月28日(木):本社事務。午後、九州実家の隣町のS社の社長さん東京に来たついでと、みづから打ち合わせに来ていただく。先方の午後の予定もあり、昼食抜きで2時間以上の会議となる。浴室・厨房関係のグレーチング・ドレン等連携して行くことになった。
9月29日(金):研究所にてK特許事務所定例打合せ。午後、メーカーとしての当社カタログ会議。
9月30日(土):K建設の20年以上続くG会の懇親ゴルフ。武蔵野杜カントリークラブにて。プレー後、懇親会。
10月1日(日):S建設の定例懇親ゴルフ、江南コース。働き方改革についての話が多くを占めた。
朝のジョギング。花水木の赤い実が目立つように。 |
きれいな赤い実。秋の実感。 |
建築業界は、一次、二次、三次と、多層下請け体制になっている。現場も大型・中型・小型と規模と工期・場所・予算・施工管理会社がばらばらだ。そんな形態で仕事を流すのは、スキルのある技術者集団に二次・三次・四次の流動的な下請け集団がつく形で施工する人(職人さん)が入り乱れる。
このため、流動的に集合・分離を繰り返すグループや一匹狼的な二次三次の下請けさんが人不足の隙間を埋めるシステムが出来上がっている。この現状で労働条件を改善し、週休2日制や有休・長時間労働の防止などを導入するのは不可能に見える。
厚生年金・社会保険の全員加入ですら、法的強制は今年11月から、其れも、4人未満の従業員の会社は除外するという抜け穴付きだ。国民年金すらないままで65歳を超える職人さんがいかに多いことか。そんな人達と、40年以上僕は仕事をしてきた。今後、70歳過ぎても健康なら働かざるを得ない人が多い。当社がメーカーになることにこだわる理由がここにもある。
70過ぎたガードマンの女性と話したことがある。国民年金はない。職がなければアパートも借りれない。まして生活はできない。生活保護を受けるのはプライドが許さないし、いいこととは思えない。‥‥ちゃんとした若い時代を過ごさなかったから、自己責任というのは簡単だが、これからの日本の未来にかなりの人がこの境遇を占めると思う。
アイ、ハブ、ア、ドリーム。キング牧師は言う。私には夢がある。差別され、傷つけられ、悲惨な現実の中で非暴力で立ち向かった彼らの思いと行動は、そんなに過去のことではない。一歩間違えば、社会保険や生活保護のシステムすら稼働しなくなる日本も、かなりの確率で起こりうる未来だ。
まだ、団塊世代の力のあるうちに、皆の能力をフル動員し、若い世代にすべてを背負いこませず、効率的な会社(システム)を作る。その利益と余剰能力で年老いていく職人さんや体の不自由な人たちの働く場所と仕事を確保できたら?団塊の世代が、余暇を楽しむ時間とお金の一部を、其処に避けたらかなりの可能性が広がるのだが。
コツコツと、自社の工場を作ろうと思う。リムシートを作る工場ができれば、雨の日・風の日は、工場にて防水工事の現場施工分を製品として生産し、現場工程を短縮し施工が可能だ。現場と違い、工場なら年老いて健康なら仕事ができる。土日に休みを集中しなければ、フレキシブルな週休2日制も簡単だ。今の社員さんが年老いても働ける会社,障害者も働ける工場。働き方改革(?)のモデルケースを当社にてつくれればと思う。生き方と労働の意味、生きることへのプライドと楽しみかたが、もしかしたら具体的形として見えるかもしれない。‥‥私は夢見る。私たちは夢みるに、限りなく広がればいい。
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