リノベーション・マネージメント資格者講習会のさわりを一つ。 日本の建物、マンションなら60年が寿命と考えられている。言わばスクラップ&ビルト(壊して作る)が今までの日本の建物事情?雨の多い風土と、木造住宅。伊勢神宮の20年で建て替えなどに象徴される?(…伊勢神宮はそれなりの事情があるのだろうが。)外国のビルは、構造体を大事にするため外断熱。日本のビルは内断熱が普通。長く持たない住宅が当たり前。コンクリートの建物でさえ、60年が寿命とされている。
ヨーロッパや外国なら、100年から200年住宅は、当たり前。このことが、何を意味するか?・・・・極論として・・・日本人は労働時間の30%を住居維持のために使い、外国人は、10%の住居確保のための労働時間で済んでいる。いわば、10時間労働なら、日本人は2時間は余計に働かなければならないわけだ。ストックされている住宅を長く使うことができれば、余暇時間が生まれるだけでなく、炭酸ガスの発生も抑えることができ、エコになる。ストック社会への移行。若者が減り、建築労働者が激減していくこれからの時代、建物を長く維持する技術が求められている。
リノベーション・マネージメントは、建物に新たな価値を付加。長寿命の建物を目指している。リムシート防水や、超速硬化ウレタンスプレー防水も、100年防水を目指している。100年以上の建物維持は、計画的に行えば、そんなに難しい話ではない。
百日紅(さるすべり)の花。夏の花といえばひまわりだが、僕には百日紅が、夏の花。 |
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